
インド・ムンバイ発英国・ロンドン行きの『ブリティッシュ・エアウェイズ』機内で、12歳の少女にわいせつ行為を働いた容疑で起訴された男に対し、英国の裁判所は懲役1年9か月の判決を言い渡した。
男は「妻と勘違いした」と弁明したが、裁判所はこれを退けた。
英『デイリー・メール』が4日(現地時間)に報じたところによると、ジャベド・イナムダル被告(34)はフライト中、眠っていた12歳の少女の体に触れる犯行に及んだ。真夜中ごろに目を覚ました少女は叫び声を上げ、客室乗務員に被害を訴えた。
乗務員が駆けつけると、イナムダル被告は「妻と勘違いし、寝ぼけて抱きしめてしまったようだ」と弁明した。その後の警察の取り調べでも、被告は故意ではないとし、子どもに対して性的な興味はないと主張した。
しかし、検察はイナムダル被告が故意に少女の服の中に手を入れてわいせつ行為をしたと指摘した。
裁判所は、被告が少女の抗議に慌てて弁明を並べ立てたものの、実際には航空機に搭乗直後から隣席の少女の手を触るなど、常習的な犯行に及んでいたと認定し、懲役1年9か月の実刑判決を言い渡した。














コメント0