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「失速ゼレンスキーに予想外の救い手」フィンランド大統領、“汚職渦中”でも異例の全面支援表明

有馬侑之介 アクセス  

引用:Newsis
引用:Newsis

フィンランドのアレクサンデル・ストゥブ大統領は、来年3月前のロシア・ウクライナ戦争の休戦は現実的に困難だと見通しを示した。同時に、ウクライナの大規模な汚職スキャンダルにもかかわらず、冬の間もウクライナへの支援を継続すべきだと強調したとAP通信が16日(現地時間)に報じた。

Newsisの報道によると、ストゥブ大統領は前日、フィンランドの首都ヘルシンキ北部の軍事基地でAP通信とのインタビューに応じ、ロシア・ウクライナ戦争に関して、少なくとも今年中に休戦や和平交渉が始まる可能性は極めて低いと悲観的な見方を示したという。そのうえで、来年3月までに何かが始まれば良いだろうと述べた。

ストゥブ大統領は、欧州がロシアの攻勢と情報戦に直面する中、フィンランドの忍耐・意志・粘り強さを意味する「シス(sisu)」が必要だと語った。また、最近ウクライナ政府を揺るがした国営原子力企業「エネルゴアトム」の1億ドル(約155億1,947万円)規模の汚職スキャンダルに関連して、このスキャンダルがロシアのプロパガンダに利用されていると警告し、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が迅速に対応する必要があると強調した。

同時に、現在の前線でロシアが徐々に進撃していると指摘し、欧州諸国に対してウクライナへの財政的・軍事的支援をむしろ拡大すべきだと呼びかけた。また、米国がロシアの石油企業「ルクオイル」と「ロスネフチ」に制裁を課したことを高く評価したが、ウクライナがロシア軍や防衛産業を攻撃する能力を持つためには、さらなる努力が必要だと述べた。ゼレンスキー大統領については、戦時下の国を率いることは実存的な仕事だとし、「彼の多くの取り組みを尊敬している」と敬意を表した。

軍事的に中立国だったフィンランドは、2022年のロシアによるウクライナ全面侵攻後、北大西洋条約機構(NATO)に加盟した。そして、ストゥブ大統領は米国のドナルド・トランプ大統領との「ゴルフ友達」関係を活用し、ウクライナを擁護する架け橋の役割を果たしている。ストゥブ大統領は、「トランプ大統領にフィンランドの経験と戦場の状況を説明している。トランプ大統領が10のアイデアのうち1つでも受け入れてくれれば、それは良いことだ」と語った。

さらに、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と公に交渉すべき人物は「トランプ大統領ただ一人だ」とし、欧州連合(EU)は仲介者の役割を果たすべきだと述べた。トランプ大統領が10月中旬にプーチン大統領とハンガリーのブダペストで首脳会談を合意したものの、1週間余りで取り消したことについては、「ロシアが少しも変わっていないことに気づいたため」だとし、「トランプ大統領を何も成し遂げられない状況に追い込むことには意味がない」と語った。そして「それはロシアの戦略的ミスだ」とし、「彼らには機会があったが、逃してしまった」と付け加えた。

休戦プロセスで最も重要な問題は、「ウクライナの安全保障、経済再建、領土問題」など3つだと指摘した。ストゥブ大統領は「プーチン大統領は根本的にウクライナの独立と主権、領土保全を否定したがっている。この目標は戦争4年余りの間、変わっていない」とし、ロシアを圧迫するための方策として「ロシアの凍結資産の活用」と「軍事的圧力の強化」などを提案した。

またストゥブ大統領は、ロシアが欧州に対しても「ハイブリッド戦争」を展開していると診断した。彼は「戦争と平和の境界が曖昧になった。ロシアは放火、破壊、宣伝などを通じて欧州を不安定にし、大混乱と恐怖を煽ろうとしている」とし、「冷静かつ落ち着いて、『シス』精神を持って対応しなければならない」と強調した。

有馬侑之介
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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