
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、戦争終結のための交渉を行うために19日(現地時間)にトルコを訪問すると明らかにした。ゼレンスキー大統領は18日、Telegramのメッセージでトルコ行きの日程を知らせ、交渉再開の準備を進めており、パートナーに提案する解決策を用意したと述べた。ただし具体的な内容には言及しなかった。
ゼレンスキー大統領は戦争終結を早めるために可能な限りのことをすることがウクライナの最優先課題だと付け加えた。トルコ当局の関係者はAP通信に、米国のスティーブ・ウィトコフ中東特使がゼレンスキー大統領と共にトルコを訪問することを伝えた。
ウクライナとロシアの代表団は5月から7月までの間、イスタンブールで3回にわたり直接交渉を行った。しかし、捕虜交換や戦死者の遺体交換など人道的分野でのみ一部の進展があったに過ぎない。両国は6月の2回目の交渉でそれぞれの紛争解決提案を盛り込んだ覚書の草案を交換したが、立場の違いを確認するだけで意見を縮めることができなかった。
ロシアは19日のトルコの議論には参加しないと明らかにした。クレムリン(ロシア大統領府)のドミトリー・ペスコフ報道官は19日、トルコにはロシアの代表が出席しないと述べ、現時点ではロシアの参加なしに接触が進んでいると語った。彼はイスタンブールで実際にどのような議論が行われるのか情報を待つと付け加えた。














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