
80歳のアメリカ女性がトライアスロン競技の最高峰である「アイアンマン」を完走し、歴代「最高齢女性完走者」としてギネス世界記録に名を残した。
14日(現地時間)ギネス世界記録は1945年生まれのアメリカ人女性ナタリー・グラボさんが10月11日にアイアンマン世界選手権大会を16時間45分26秒で完走したと伝えた。
アイアンマン世界選手権大会はハワイ・コナ地域で1978年から毎年開催されるトライアスロン大会だ。
グラボさんは「アイアンマン140.6」コースを選択し、水泳3.9km、自転車180km、マラソン42.195kmに及ぶ過程を完了した。
コナ地域は熱気と湿気、風で悪名高い。しかしグラボさんはレース中ずっとコンディションが良く、水分とエネルギー補給も上手くいき、ペースを安定的に維持できたため体力が落ちることはなかったと語った。
グラボさんがアイアンマンに挑戦したのは今回が初めてではない。
2005年60歳の時にアイアンマンに初めて参加して以来、挑戦を続けている。2024年アイアンマン・メリーランドではすでに79歳完走という異例の記録を打ち立てた。
競技を始めた背景について、グラボさんは1940年代から50年代にかけて女性のための公式スポーツがなかったが、自身はいつも活動的なことが好きで、スポーツでも学業でも競争心が強かったと説明した。
アイアンマン出場前にもスキー、テニス、ハーフマラソンなどを行い、スポーツに親しんできたという。
主催者は世界に決断力と情熱、努力には限界がないことを示したとし、グラボさんの物語が世界中の人々にインスピレーションを与えるだろうと述べた。
グラボさんは友人や家族、コーチ陣への感謝と共に、熱心に継続的に運動し、体調をよく見守ることが大切だとアドバイスした。そして毎日のトレーニングを楽しむことが重要なので、継続できるスポーツを見つけることが大切だと付け加えた。
















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