
2023年10月、パレスチナのイスラム組織ハマスがイスラエルを奇襲攻撃したことで発生したガザ戦争以来、現在までに命を落としたパレスチナ人が7万人を超えたと保健当局が29日(現地時間)に明らかにした。Newsisの報道によると、ガザ保健省はこの日、ガザ戦争開始後2年2か月の間、ガザ地区で亡くなったパレスチナ人が7万100人に達したと発表したという。
保健省によると、過去48時間の間にガザ地区内の病院に搬送された遺体2体と負傷者11人が追加され、全体の負傷者は17万983人に達したという。当局は、戦争発生以降、ガザ地区の住民が継続的に被害を受けていると伝えた。当初10月に休戦が行われたが、その後も断続的にイスラエル軍の攻撃が続き、現在まで追加で354人が亡くなり、906人が負傷したと保健省は説明した。
現地の医療と安全情報筋は29日、南部ガザ地区ハーン・ユーニス東部でイスラエル軍の無人機(ドローン)攻撃によりパレスチナの子ども2人が亡くなったと明らかにした。イスラエル軍はここ数日、ガザ地区全域で攻撃の強度を高めている。ガザ戦争は2023年10月7日、ハマス主導の武装勢力がイスラエル南部地域を奇襲攻撃し、約1,200人を殺害し、250人ほどを人質に取る形で始まった。これに対し、イスラエル軍はガザ地区を対象に大規模な軍事作戦に乗り出し、空爆と地上作戦を並行して行っている。
















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