「元妻と3人で暮らそう」と25歳年下の夫が要求…激怒した60代の妻が「発砲」

タイで「元妻と一緒に3人で暮らそう」と提案した30代の夫に対し、60代の女性が銃を発砲するという事件が発生し、衝撃を与えた。夫は銃撃を受け大量出血したものの、命は取り留めたと伝えられている。
25日(現地時間)「The Tiger」などの現地メディアによると、20日スイクンケオの自宅で女・スマン(60)が夫のスマット氏(35)を撃ち殺そうとした疑いで警察に逮捕されたという。
警察が現場に到着した時、スマット氏は身体と右脚に銃創を負って倒れており、現場からは38口径の薬莢4個と血のついたシャツが見つかった。
目撃者は「事件直前、夫婦が激しく言い争っていた。スマンは白い車で逃走し、スマット氏はひどく出血していた」と証言した。
警察は追跡の末、スマンを拘束し、犯行に使用された38口径の拳銃も押収した。取り調べでスマンは犯行を認めたとされている。
スマンは、犯行動機について「スマット氏と6年間同居し、彼が9ヶ月間服役している間も私が彼のことを支えてきた」とし「しかし出所後、夫は私と距離を置き、元妻と再び会い始めた」と主張した。
スマンによると、夫が「元妻と一緒に3人で暮らそう」と要求したという。
また「毎週金曜日から日曜日までは君と過ごす」という夫の提案をスマンは拒み、夫に対し「どちらか一人を選んで」と迫ったとされている。
スマンは警察に対し「夫の行動を把握するために3日間尾行し、事件当日も問いただしたが、夫が話し合いを拒んだため怒りがこみ上げてきて発砲した」と供述した。
警察はスマンに殺人未遂の容疑を適用した。タイでは殺人未遂は、死刑、無期懲役、または15~20年の懲役刑に処される可能性があるという。













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