
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、ウクライナ戦争で「あらゆる手段を動員して目標を達成する」と述べた。
ロシア国営のタス通信によると、プーチン大統領は17日(現地時間)の年次会議で「ウクライナ特別軍事作戦の目標は必ず達成しなければならない」とし、「我々は外交で紛争の根本原因を解決しようとしたが、ウクライナと西側諸国が協議を拒否している。そうであれば軍事的手段で目標を達成するしかない」と語ったという。
そして「ロシアはすべての戦線で勝利を重ねている。今年は昨年より30%多い300以上の村を掌握した」とし、「我々は(ウクライナ東部などに)安全保障の緩衝地帯を造成し、西側の拡張を抑制する目標を必ず達成する」と付け加えた。
ロシアは2014年にクリミア半島を強制併合し、2022年にウクライナ戦争を開始した後、ドネツク、ルハーンシク、ヘルソン、ザポリージャを奪った。最近ではハルキウ、スームィ、ドニプロペトロウシクなどの一部も占領したとされる。
プーチン大統領は続けて、欧州に対して戦争を望んでいないが、これに備えていると改めて強調した。彼は「我々の軍隊は現在非常に強い。地球上のどこにもこのような軍隊はない」とし、「我々が欧州を脅かしているという主張は事実ではないが、彼らが戦争を望むならそうする」と声を高めた。
一方、彼は北朝鮮軍について「北朝鮮の金正恩国務委員長の決断で北朝鮮軍がウクライナ戦争に派兵され、勇敢に敵と戦った」とし、「特にクルスク領土での大規模な高難度作業である地雷除去作戦にも参加した」と称賛した。















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