
米国のジョー・バイデン前大統領は、ドナルド・トランプ米大統領の失敗した外交政策のせいで世界覇権が中国とロシアに移っていることを懸念した。
米政治専門メディア「ザ・ヒル」によると、バイデン前大統領は16日(現地時間)にあるイベントに出席し、「もし我々が世界をリードしないなら、誰がするのか」と述べ、「中国やロシアがするのか」と声を高めたという。そして、「我々は米国だけでなく、全世界に対する義務がある」とトランプ大統領の外交政策を間接的に批判した。
トランプ政権は最近国家安全保障戦略(NSS)を改訂し、「我々はアトラスのように世界秩序を支えない」と宣言した。バイデン前大統領は在任期間中、民主主義と権威主義の対決を核心外交政策として設定し、中国・ロシアの牽制を最優先課題に掲げた。
しかし、トランプ大統領の就任後、米国がすべての貿易国に10%以上の関税を課すなど保護主義路線を選び、ウクライナ終戦交渉をロシアに有利な方向で進めたため、同盟国が懸念している。















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