
ドイツがポーランドに配備していたペトリオット防空ミサイルシステムと自国軍の部隊を撤収したと、海外メディアが16日(現地時間)報じた。
ニューシスの報道によると、これはドイツのポーランド防空任務が完了したためだ。
ドイツ連邦国防省は声明を通じ、ポーランドに配備され北大西洋条約機構(NATO)の空域とウクライナ国境近くのジェシュフ輸送拠点を防御していたドイツ連邦軍のペトリオット防空システムが撤収したと述べた。また、現地に駐留していた最後の部隊もこの日部隊に帰還したと明らかにした。
さらに、ドイツは同盟国の領土とパートナー国の東部戦線を保護するために様々な形で貢献を続けると強調した。
ドイツ軍の任務はオランダ軍が引き継いだ。ドイツは今月初めに任務指揮権を引き渡した。
ドイツは1月末からウクライナ国境近くのジェシュフ空港にペトリオット発射台2基と約200名の部隊を6ヶ月間配備した。その後、ドナルド・トゥスクポーランド首相が5月初めにフリードリヒ・メルツドイツ首相に任務期間を年末まで延長するよう要請した。
この期間、ドイツ軍はウクライナ軍への軍需支援輸送の保護などの任務を遂行した。
ボリス・ピストリウスドイツ国防相は、2023年と2024年にポーランドとスロバキアで行った以前の配備と同様に、今回の任務も現地の同盟国の負担を軽減するために短期間で決定された措置だったと述べた。また、現在ジェシュフ任務の指揮はオランダ軍が引き継いだと付け加えた。













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