
テスラのイーロン・マスクCEOの資産が報酬案認定の裁判所判決後7,490億ドル(約117兆8,739億円)に膨らんだ。Newsisの報道によると、19日(現地時間)、フォーブスは個人が7,000億ドル(約110兆1,626億円)を超える資産を保有した初の事例だと指摘したという。史上最高額だ。
マスクCEOは2018年の業績連動型報酬プランの条件を満たしてストックオプションを受け取ったが、小口株主のリチャード・トネッタ氏がその決議案について「重要な情報を株主に開示しなかった」として訴訟を起こしていた。デラウェア州裁判所は19日にテスラ側の主張を認め、CEO報酬案を承認した。ストックオプションの規模は1,390億ドル(約21兆8,793億円)に上る。
これに先立つ15日、マスクCEOの資産は初めて6,000億ドル(約94兆4,428億円)を突破した。これはフォーブスが、マスクCEOが新規公開株式(IPO)を準備中のロケット製造会社「スペースX」の企業価値を8,000億ドル(約125兆9,238億円)と評価したためだ。これは8月の4,000億ドル(約62兆9,619億円)から大幅に上昇した数字だった。
11月、テスラの株主はマスクCEOに最大1兆ドル(約157兆4,047億円)相当の追加株式を付与する史上最大規模の報酬パッケージを承認した。このパッケージはテスラが今後10年間で時価総額を8倍以上に成長させるなど「火星探査」のような画期的な成果を達成した場合に適用される。
マスクCEOの人工知能企業「xAIホールディングス」は2,300億ドル(約36兆2,007億円)の企業価値で新規資金調達を検討中だとフォーブスは伝えた。これはマスクCEOが3月に人工知能スタートアップ「xAI」とソーシャル・メディア企業「X」を合併して設立した際に主張した1,130億ドル(約17兆7,855億円)の2倍以上の数字だ。フォーブスはマスクCEOがxAIホールディングスの株式53%を所有しており、その価値は600億ドル(約9兆4,437億円)に達すると推定している。















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