
ドイツが北大西洋条約機構(NATO)支援調達庁を通じて無人攻撃機の「MQ-9B・シーガーディアン」8機を導入すると発表した。ウクライナの軍事専門メディア、ディフェンス・エクスプレスは13日、「ドイツが1機2億3,700万ユーロ(約437億3,102万円)のMQ-9Bドローン(無人機)を購入する」とし、「これはユーロファイターより高額だ」と伝えた。
MQ-9B・シーガーディアンと姉妹機種の「MQ-9B・スカイガーディアン」は、米国の防衛産業企業「ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ(GA-ASI)」が開発した次世代無人航空機システムだ。MQ-9Bは30~40時間滞空しながら、世界中で持続的な情報収集、監視および偵察任務を遂行するよう設計された。

外部搭載物は最大2,155㎏まで搭載可能で、先進的な電子光学・赤外線センサーとレーダーシステムを装備している。MQ-9B・シーガーディアンは衝突防止技術が搭載されており、自動離着陸が可能だ。MQ-9B・シーガーディアンが収集したデータは地上管制所に送信され、他のドイツ海軍航空機や艦船、さらには同盟国とも共有される。
MQ-9B・シーガーディアンの1機あたりの価格は2億3,750万ユーロ(約438億2,328万円)とされる。イタリアの航空情報サイト「The Avionist」は「このドローンの価格はユーロファイター・タイフーン戦闘機1機より高額だ」とし、「ドローン8機にかかる総費用は19億ユーロ(約3,506億2,027万円)で、ドローン本体の価格は6,800万ユーロ(約125億4,851万円)、残りはインフラ構築および訓練費用だ」と伝えた。
ドイツ連邦軍は公式声明で「海上航路と重要な基盤施設を保護するため、海軍は常に海上の状況を把握しなければならない」とし、「ドイツ海軍はP-8A・海上哨戒機とまもなく導入されるMQ-9B・シーガーディアンを動員して北大西洋とバルト海など広範囲な海域を監視できる」と説明した。ドイツ連邦軍の公式声明には言及されていないが、ディフェンス・エクスプレスは「ドイツが監視・偵察を主な任務とするMQ-9B・シーガーディアンを導入する最大の理由はロシアの潜水艦探知だ」と分析した。

さらにMQ-9B・シーガーディアンと海上哨戒機のP-8A・ポセイドンの相互運用性は、ドイツ連邦軍が継続的に推進してきた部分だ。ドイツは2021年にP-8A・ポセイドン5機、2023年には3機を追加注文した。最初の機体はすでにドイツに引き渡されており、さらに4機を追加で注文する契約を結ぶことが知られている。
一方、ドイツだけでなく日本も昨年MQ-9B・シーガーディアン23機の注文契約を結び、2028年まで導入を完了する予定だ。日本がMQ-9B・シーガーディアンを受け取ると、東シナ海の中国の水上艦艇や潜水艦に対する監視と偵察、緊急時の攻撃能力が大幅に向上する見込みだ。
















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