
米国のドナルド・トランプ大統領がグリーンランド併合を試みたことで、「セル・アメリカ(Sell America・米国売り)」現象が本格化していると、米経済専門メディアCNBCが20日(現地時間)に報じた。
この日、デンマークの年金基金は米国の財政赤字問題を理由に米国債1億ドル(約157億9,654万円)相当を売却する計画だと明らかにした。同基金は今月末まで米国債をすべて売却した後、米国から撤退すると付け加えた。基金の責任者アンデルス・シェルデCIOは「米国の財政赤字が雪だるま式に膨らんでいるため、この決定を下した」と述べた。
このニュースを受け、この日ドルは約1%下落し、2週間ぶりの最安値を記録した。一方、米国債利回りは急騰した。この日、米10年物国債利回りは4.299%に達し、昨年9月3日以来の最高値になった。
これにより米国株式市場は軒並み急落した。ダウ工業株30種平均は1.76%、S&P500は2.06%、ナスダックは2.39%それぞれ下落した。ハイテク株の急落によりナスダックの下落幅が最大となり、昨年10月以来の最大の下げ幅を記録した。
一方、安全資産への需要が急増し、金と銀は史上最高値を更新した。この日、金先物は約4%急騰し、1オンス当たり4,800ドル(約75万8,234円)近くまで上昇した。国際市場で典型的な「セル・アメリカ」現象が起きたのだ。
エバーコアのグローバル政策・中央銀行戦略責任者クリシュナ・グハ氏は「これは典型的なセル・アメリカだ」とし、「セル・アメリカが続けば、米国の信用格付け引き下げにつながる可能性がある」と警告した。世界的な格付け会社ムーディーズは昨年5月、巨額の財政赤字を理由に米国の信用格付けを「Aaa」から「Aa1」に1段階引き下げた。
















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