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「勝つためには殺傷力を上げろ」ゼレンスキーが軍に突きつけた“月5万人”という計算

梶原圭介 アクセス  

引用:depositphotos
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ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、4年目に入った戦争で勝利を収めるには、ロシア軍の損失が毎月5万人規模に達する必要があるとの認識を示し、部隊の殺傷力を高めるよう求めた。

ゼレンスキー大統領は最近、軍関係者に対し、ウクライナ部隊の任務は、ロシアが毎月前線に投入できる増援の規模を上回る損失を相手に与えることだと強調した。そのうえで、ロシア側の死傷者が月5万人前後に達するのが最適水準だとの見方を示した。

これに先立ち、オレクサンドル・シルスキー総司令官は、昨年12月時点でロシア側の死亡者数が3万3,000人だったと明らかにしている。11月の3万人、10月の2万6,000人を上回り、増加傾向がうかがえる。

2022年2月にロシアがウクライナへ侵攻して以降、ロシア軍の死傷者は累計120万人に達したとする見方もある。戦略国際問題研究所(CSIS)は、ロシアが少なくとも32万5,000人の死亡者を含む120万人の死傷者を出し、ウクライナも最大14万人の死亡者を含む最大60万人の死傷者が出たと推計した。

戦争は膠着、停戦協議は進展乏しく

戦況は長期の膠着が続いている。過去4年間で双方の死傷者が200万人に達する一方、ロシアが掌握したウクライナ領土は全体のおよそ4分の1にとどまるという。

停戦をめぐっては、米国の仲介のもとで協議が続いてきたものの、目立った前進は見えていない。こうしたなか、ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は1月30日(現地時間)、ドナルド・トランプ大統領が求めたウクライナ主要都市への攻撃の一時停止について、ロシアが同意したと説明した。

ロシア側の発表を受け、ゼレンスキー大統領も、ロシアが攻撃を止めるならウクライナも呼応する考えを示している。

引用:YouTube
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ただ、ウクライナ側は1日、ロシア軍がトランプ大統領の「1週間の戦闘停止」要請を無視して空爆を行い、少なくとも5人が死亡し、10人以上が負傷したと主張した。これに対しロシア側は、攻撃禁止の対象として合意したのはウクライナの首都キーウに限られるとの立場を打ち出し、双方の認識の食い違いが浮き彫りになっている。

現地では電力網の過負荷で停電が発生し、厳しい寒波も続く。最低気温が氷点下13度まで下がる地域があるほか、1月31日夜のキーウは氷点下24度まで冷え込むとの予報が出た。北部チェルニヒウでは、氷点下27度が見込まれるとも伝えられた。

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ/ChatGPT
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ/ChatGPT

ゼレンスキー大統領は、来月1日に予定されている米国・ロシア・ウクライナの3者会談について、日時や場所が変更される可能性に触れつつ、ウクライナ領土をめぐるロシア側の要求が交渉の焦点になるとの見方を示した。

ロシアは、ドンバスからの全面撤退をウクライナに求めているが、ウクライナ側はこれを受け入れない姿勢を崩していない。

梶原圭介
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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