
ロシアはウクライナのドンバス(ドネツク・ルハーンシク州)地域の完全な統制だけでなく、ウクライナを含むすべての当事国がドンバスをロシア領に認めることを求めているとタス通信とユーロニュースなどが5日(現地時間)に報じた。
タス通信は同日、ロシアがウクライナとの包括的合意にドンバスをロシアの一部として「認定(recognition)」する内容を含めるべきだと考えていると、米国・ロシア・ウクライナ間のアラブ首長国連邦(UAE)・アブダビ3者会談に詳しい西側の情報筋を引用して伝えた。この情報筋はタス通信に、ロシアはすべての国がドンバスをロシアの一部として認める問題が最も重要だと考えていると語った。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は継続的な会談にもかかわらず、ドンバス譲渡などの既存の要求を堅持しているとユーロニュースは伝えた。米国とロシア、ウクライナは核心的な争点であるドンバスの地位とウクライナの安全保障について合意点を見出せていない。
クレムリン(ロシア大統領府)のドミトリー・ペスコフ報道官は3者会談後、平和的解決への道は開かれているとしながらも、ロシアはウクライナが「必要な決定(relevant decisions)」を下すまで戦争を続けると述べた。ただし、その決定が何を指すのかは具体的に明らかにしなかった。
一方、ロシアの親政府メディアは「ロシアはドネツクとルハーンシク地域の完全な統制権を望むだけでなく、今やすべての当事国がここをロシア領として認めることを求めている」と報じたとユーロニュースは伝えた。
ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアが武力でウクライナ東部全体を征服しようとすれば、莫大な損失を被ることになると警告している。
ゼレンスキー大統領はフランスのニュースチャンネル「フランス2」とのインタビューで、「ウクライナ東部を征服するには80万人以上のロシア軍の死者がさらに必要で、進軍には最低2年かかるだろう」とし、「彼らはその時まで持ちこたえられないだろう」と述べた。
彼は「前線凍結(frozen front line)」と国際的監視下の特別経済区創設を代案として提案した。ゼレンスキー大統領は「我々は我々の側を、彼らは彼らの側を制御しなければならない」とし、「我々の間には『平和維持軍(international intervention force)』が必要だ」と付け加えた。
ウクライナのアンドリー・シビハ外相も3日、「領土保全や主権に疑問を呈するいかなる公式(formula)もあり得ない」と明言した。
















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