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「停戦の裏で一夜160発」──ロシアがウクライナ全土に放った現実

望月博樹 アクセス  

出典:AP通信
出典:AP通信

ロシア軍がウクライナ全土に160発のドローン(無人機)、弾道ミサイルを発射し、少なくとも5人が死亡した。9日(現地時間)、ウクラインスカ・プラウダやユーロニュースなどによると、ウクライナ空軍は8日から9日にかけてロシア軍が弾道ミサイル11発、シャヘドなど攻撃用ドローン149機を送り自国を攻撃したと明らかにしたという。

ウクライナは防空網を通じて116機のドローンを撃墜した。だが、少なくとも23機のドローンと複数のミサイルが全国15か所を攻撃した。ロシア軍の攻撃により少なくとも5人が死亡した。ハルキウ地域ではドローン攻撃により10歳の子どもとその母親が死亡した。南部オデーサではドローン攻撃により35歳の男性が死亡し、2人が負傷した。東部ドネツク地域では1人が死亡し、6人が負傷した。ドルジュキウカでは別の攻撃により1人が死亡した。

ロシアとウクライナ、米国の3か国は4~5日にアラブ首長国連邦(UAE)・アブダビで2回目の停戦会談を行った。会談後、米国のスティーブ・ウィトコフ特使はロシア・ウクライナ両側が戦争捕虜314人を交換することで合意したと発表し、両国の交渉団が今後数週間の間に停戦協議を続けると伝えた。

米・ロシア・ウクライナは先月23~24日にアブダビで初の3者会談を行った。参加国は会談が生産的だったと述べたが、核心的な難題である領土問題では突破口を見出せなかった。

望月博樹
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