中国軍事専門家「THAADの実効性は限定的」
中国政府はTHAAD配備反対の立場を再確認

在韓米軍が韓国に配備しているTHAAD(高高度ミサイル防衛システム)の一部を中東へ移動させると報じられる中、中国の軍事専門家はこれはTHAADの実効性が限定的であることを示す事例だと主張した。
中国の軍事専門家であるソン・チョンピン氏は11日、環球時報とのインタビューで「中東に配備されたTHAAD、特にレーダーシステムが攻撃を受けて深刻な戦闘損失を被ったため、韓国に配備していたTHAADを再配置する必要が生じた」と述べた。
さらに「この移動は中東に配備されたTHAADシステムの実効性が限定的であることを示している」とし「これらの兵器が中東にある米軍基地さえ十分に守れないのであれば、同盟国を防衛できると信頼することは難しい」と指摘した。
これに先立ち、複数の海外メディアは米国が在韓米軍のTHAAD戦力を中東へ移動させていると報じている。
報道によると、ヨルダンのムワファク・サルティ空軍基地に配備されていた米軍のTHAAD部隊のAN/TPY2移動式レーダーが、今月1日から2日にかけてのイランの集中攻撃で破壊されたという。また、アラブ首長国連邦(UAE)のルワイスおよびサデール付近に配備されていたTHAAD部隊も、先月28日から今月1日にかけてイランの攻撃を受け、被害を受けたと伝えられている。
一方、中国政府はTHAAD配備に反対する従来の立場を改めて示した。
中国外務省の郭嘉昆報道官は11日の定例会見で、関連する海外メディアの報道についての質問に対し「報道には注目している」としたうえで「米国が韓国にTHAADミサイル防衛システムを配備することに反対するという中国の立場に変わりはない」と述べた。
ただ、今後米国が韓国にTHAADを再び配備した場合も反対するのかとの質問には、具体的な回答は示さなかった。
















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