完全服従を誓った後、イスラエルを空爆… 1トン未満の弾頭は発射しない
モジタバ師の名前が記されたミサイルも公開
イランの神政体制を守り、政権内で最高権力機関とされるイラン革命防衛隊(IRGC)が、8日に新最高指導者に選出されたモジタバ・ハメネイ師に献呈する軍事作戦を開始した。モジタバ師に完全服従を誓った革命防衛隊は、この作戦の名を「ラバイク・ヤ・ハメネイ師(ハメネイ師、私はここにいます)」と名付け、イスラエルに向けてミサイルなどを発射した。
これに対し、イスラエルもイランの首都テヘランに大規模な空爆を行うなど、モジタバ師の就任後、両者の一歩も引かない対峙が続いている。
この戦争の影響は、イスラエルと国境を接するレバノンはもちろん、ヨーロッパにまで及んでいる。イスラエルは今回の戦争を、レバノンの親イラン武装組織ヒズボラを完全に無力化する機会と見なし、レバノン全土を攻撃している。また、大規模な地上部隊の投入も検討中だ。ヨーロッパと米国でも反米、反イスラエル関連のテロの脅威が高まっている。

革命防衛隊、モジタバ師に捧げて、ミサイル発射
革命防衛隊はこの日、「米国とイスラエルの標的に対する真の約束4作戦の31回目の攻撃を遂行した」とし、「この作戦を新しい軍総司令官モジタバ・ハメネイ師に捧げる」と述べた。イラン・イスラム共和国放送IRIBもTelegramのチャンネルを通じて「モジタバ・ハメネイ師の指導の下で初となるミサイル攻撃を行った」と明らかにした。モジタバ師の名前が記されたミサイルの写真も公開された。
イランは今後の攻撃でミサイルの威力を増強すると述べた。イラン航空宇宙軍のマジト・ムーサビ司令官は「ミサイル発射の威力と頻度を増やし、射程距離も拡大する」とし、1トン未満の弾頭を装着したミサイルは発射しないと述べた。ミサイルの威力は弾頭の重量に比例する。つまり、これは1トン以上の弾頭を装着して攻撃効果を最大化するということを意味する。
イスラエル空軍もテヘランに対して大規模な空爆に乗り出したと、タイムズ・オブ・イスラエルなどが伝えた。
これまでレバノン南部を集中的に空爆していたイスラエルは、最近レバノンの首都ベイルートへの空爆を大幅に拡大させた。イスラエル国防省によると、最近レバノンでは全人口(約580万人)の約20%にあたる115万人余りが避難を余儀なくされている。タイムズ・オブ・イスラエルによると、レバノンのジョゼフ・アウン大統領はこの日、ヨーロッパの指導者たちとのオンライン会議で「レバノンからイスラエルに向けて発射されたロケット数発がレバノン国民の首を絞めることになった」とし、「第二のガザ地区になりつつある」と述べたとのことだ。
イスラエルがレバノン攻撃の際に国際法で禁止されている殺傷兵器である白リン弾を使用したという疑惑も高まっている。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は、イスラエルが最近レバノン南部のヨロモで白リン弾を使用したと告発した。米国の軍事メディアウォーゾーンも最近、イスラエル空軍が保有するF-16戦闘機が赤い表示のある精密誘導弾を装着している写真を公開し、やはり白リン弾使用の可能性を指摘した。白リン弾は爆発時に大量の熱と閃光を発生させながら人体に付着して骨と肉を溶かす毒性物質を散布する。国際社会は民間人居住区域での白リン弾使用を禁止している。イスラエルは過去にパレスチナのガザ地区などでも白リン弾を使用したという疑惑を受けてきた。
今回の戦争勃発後には、レバノン内のシリア難民が大挙して帰国するという事態も起きている。2011年から2024年12月まで内戦を経験したシリアでは、多くの人々が戦争を逃れて隣国レバノンに移住した。だが、最近のイスラエルの攻撃拡大によりレバノンの状況が急激に悪化したため、まだ再建が終わっていないにもかかわらず、シリアへの帰国を決める人々が増えているのだ。
欧米ではテロへの懸念高まる
欧州と米国ではテロへの懸念が高まっている。8日、ノルウェーの首都オスロの在ノルウェー米国大使館入口で手製の爆発物が爆発し、入口のガラスが破損した。警察はテロの可能性に重点を置いて容疑者を追跡している。同日、ベルギー・リエージュのユダヤ教礼拝所(シナゴーグ)前でも爆発が発生し、建物の窓が割れた。
7日には、インド系ムスリムであるニューヨーク市長のゾーラン・マムダニ氏の公邸前で、白人至上主義的傾向の反イスラム示威隊とこれに抗議する示威隊が衝突する事件が起きた。当時、抗議する側の示威隊にはムスリム系米国人が複数含まれており、このうち一部が反イスラム示威隊に手製の爆発物を投げつけた。米司法省は9日、爆発物を投げつけた2人のムスリム系米国人を起訴した。司法省は、彼らがスンニ派の過激派テロ組織ISを支持してテロ行為を試みたと見ている。
















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