
イランが25日(現地時間)、米空母「エイブラハム・リンカーン」に向けてミサイル攻撃を実施したと主張した。イランの国営と準国営メディアは、この日イランの海軍が西アジア海域で作戦中の米空母を狙って巡航ミサイルを発射したと報じた。攻撃にはイラン製の「カデル」対艦巡航ミサイルが使用されたという。
イラン軍当局は声明で、沿岸発射型の巡航ミサイルが空母エイブラハム・リンカーンを標的にし、その結果空母が航路を変更したと主張した。これに先立ち、イラン海軍司令部は、当該空母を継続的に監視しており、イランのミサイル射程圏に入り次第攻撃対象になると警告していた。イラン準国営のファルス通信が公開したとされる映像には、発射体が空に舞い上がる場面と強い爆発音が収められている。ただし、この映像の真偽と実際の被害規模は確認されていない。
今回の攻撃は、米国がイランに15項目からなる休戦案を提示し、1か月間の交戦中断を要求する状況で発生した。外交的解決策が議論される中で軍事衝突が続き、交渉の推進力が弱まる懸念が出ている。特にエイブラハム・リンカーンへの攻撃は今回が初めてではない。イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)は今月初め、当該空母が弾道ミサイル4発の攻撃を受けたと主張している。













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