米国のドナルド・トランプ大統領がイランとの戦争を巡り「まもなく終わる」との発言を繰り返しているものの、実際の戦況との隔たりは依然として埋まっていないとの見方が出ている。

31日(現地時間)、米オンラインメディアのアクシオスなどは、トランプ大統領が最近までに少なくとも12回にわたり、戦争終結が差し迫っているとの趣旨の発言をしてきたと報じた。
トランプ大統領は前日、自身の交流サイト「トゥルース・ソーシャル」に「ホルムズ海峡が直ちに開放されなければ、イランのエネルギー・水資源インフラを完全に破壊できる」と投稿して警告する一方、戦争が近く終わる可能性にも触れた。
これに先立つ11日には「攻撃目標はほとんど残っていない。戦争は近く終わる」と述べ、「我々が望めば、いつでも終結させられる」と強調した。ただ、その直後の演説では「早過ぎる勝利宣言はしたくない。任務を完遂しなければならない」と語り、発言の調子を変えている。
続く12日には「ほぼ最終局面に達している。いつ終わらせるかの問題にすぎない」と述べ、13日には「終戦までそう長くはかからない」との認識を示した。
さらに23日には、米国とイランの間で「非常に良好で生産的な対話」が進んでいるとして和平交渉の可能性をにじませ、24日には「我々はこの戦争に勝利した」と宣言した。
26日の閣僚会議でも「彼らは敗北し、立て直すことはできない」と主張し、イランの戦力が大きく低下したとの見方を示した。
このようにトランプ大統領は「すでに勝利した」、「まもなく終わる」、「あとは時期の問題だ」といったメッセージを繰り返してきたが、実際の戦況はなお、それに見合う段階に達していないとの指摘が出ている。
現在、米軍は中東に約5万人を展開しており、終戦の時期も依然として見通せない。ホワイトハウスは地上軍投入の可能性について否定的な姿勢を示しているものの、イラン領内への進入や核施設掌握の可能性は引き続き取り沙汰されている。

















コメント0