メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「通らせたければ金を払え!」ホルムズ海峡で“強制課金”か…イランが世界の生命線を握った瞬間

竹内智子 アクセス  

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

ホルムズ海峡を通過するタンカーがイランのイスラム革命防衛隊(IRGC)側に積載されている石油のバレル当たり1ドル(約160円)程度の通行料を中国人民元や暗号資産で支払っているとの報道が出た。1隻に石油約200万バレルを積む超大型タンカー(VLCC)はイランに200万ドル(約3億1,900万円)を通行料名目で支払っているという。

海事専門誌トレードウィンズは1日(現地時間)にブルームバーグを引用し、「イランがホルムズ海峡を通過する船舶から暗号資産や人民元で費用を受け取っていることが分かった」と伝えた。トレードウィンズと暗号資産専門メディアなどによると、ホルムズ海峡を通過しようとする船舶はIRGC関連企業に持株の構造、貨物の輸送情報、目的地、乗組員の名簿、リアルタイムの位置情報などを提出しているという。船舶情報がイランの敵対国と関連性がないかをIRGC側が確認して通行を許可すれば、船舶は人民元や暗号資産ステーブルコインで200万ドル相当の費用を支払うとのことだ。

米トランプ政権が2018年にイラン核合意(包括的共同作業計画・JCPOA)を破棄し制裁を全面復活させたため、イランはドル決済網である国際銀行間通信協会(SWIFT)から排除された状態だ。これを受けイランは2021年3月に中国と経済・安全保障分野の包括的協力協定を締結し人民元貿易ルートを開き、2022年からは暗号資産を利用する貿易取引を公式に認めている。人民元と暗号資産で国際制裁を回避する海峡通行料の徴収が現実化すれば、イランは相当額の超過収益を得ることになると見られる。

ホルムズ海峡を通過する石油が日量2,000万~2,100万バレルに達することを考慮すると、イランは月最大約8億ドル(約1,276億5,200万円)の収益を上げる可能性があるとCNNは予測した。2024年基準でイランの月間石油輸出収益の15~20%に相当し、エジプトのスエズ運河の月平均収益7~8億ドル(約1,116億9,600万円~1,276億5,200万円)に匹敵する額だ。

ただし国際社会は強く反発している。海洋法に関する国際連合条約(UNCLOS)によれば、ホルムズ海峡など国際航行の海峡ではすべての国に通航権が保障されており、沿岸国が通行料を徴収する根拠はないという。米国のマルコ・ルビオ国務長官は3月30日、主要7か国(G7)外相会議後、「通行料は違法であり容認できない」と述べ、他のG7国の外相たちも「通行料のない航行の自由の回復」が必要だという点で意見が一致した。

竹内智子
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 総裁も審議委員も「利上げ必要」…6月日銀、1%へのカウントダウン
  • 米国が欧州核配備拡大検討、NATO東側で関心高まる
  • 米軍縮小への不安の中で…ポーランド・バルト諸国が注目する「核共有」拡大案
  • ロシアが大規模空襲直後に停戦言及、撤退要求で圧力強化
  • 「大規模な補助金がグローバル市場を歪める」OECDが中国に突きつけた20年分の証拠
  • 幽霊会社まで動員して輸出規制を迂回! 中国軍のNVIDIAチップ調達500回超が暴かれた

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「居心地悪すぎた」遅咲きの歌手、30年の芸能人生最大の後悔は“5歳のサバ読み”?
  • 学歴詐称疑惑で干されるも濡れ衣だった…空白期間と生活苦を支えたのは“妻の毅然とした態度”
  • 米国が欧州核配備拡大検討、NATO東側で関心高まる
  • 「笑いを取りたくてやりすぎた」先輩への発言が炎上した芸人、大衆の厳しい視線に心境を吐露

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「居心地悪すぎた」遅咲きの歌手、30年の芸能人生最大の後悔は“5歳のサバ読み”?
  • 学歴詐称疑惑で干されるも濡れ衣だった…空白期間と生活苦を支えたのは“妻の毅然とした態度”
  • 米国が欧州核配備拡大検討、NATO東側で関心高まる
  • 「笑いを取りたくてやりすぎた」先輩への発言が炎上した芸人、大衆の厳しい視線に心境を吐露

おすすめニュース

  • 1
    「こんなタコは見たことがない」ガラパゴス深海1800mで発見…ゴルフボールサイズの“青い新種ミニタコ”

    トレンド 

  • 2
    「先に行くよ」の一言で彼女を山に置き去り…命の危険まで招く“登山破局男”の心理とは

    トレンド 

  • 3
    「頭頂部を高くすれば小顔で若く見える?」…頭皮を切開し穴まで開ける“頭の美容整形”に危険性の指摘も

    ヒント 

  • 4
    GMのAI革命「夜通し計算が1分に」…自動車開発の第3段階で業界の常識を覆す

    モビリティー 

  • 5
    宿泊客の「ドライヤー放置」に衝撃、ホテル火災寸前でSNS話題に

    トレンド 

話題

  • 1
    「月1万個の廃棄品を削減」日本自動車業界が不良品基準を大幅緩和、その背景とは

    モビリティー 

  • 2
    なぜ公衆トイレの便座はU字型なのか?

    トレンド 

  • 3
    「中国も真似しないデザイン」フェラーリ初EV論争にランボルギーニCEOが参戦

    モビリティー 

  • 4
    「ここは食堂ではない」空港の授乳室でカップ麺を食べる中国人観光客…SNS拡散で迷惑利用に波紋

    トレンド 

  • 5
    子どもへの初めての車選び、IIHSとコンシューマーレポートが推奨する安全モデルとは

    モビリティー