
米国とイランが2週間の停戦のもとで交渉を進める中、中国は仲介役を担うパキスタンとともに、改めて平和的解決を呼びかけた。
中国外務省は14日、王毅外相が前日、パキスタンのイスハーク・ダール副首相兼外相と電話会談を行ったと明らかにした。
ダール氏は、米国とイランの協議を巡るパキスタンの仲介の取り組みについて説明し、和平実現に向けて尽力してきた中国に謝意を示した。その上で、「中東の平和実現に向けて積極的な役割を果たすため、中国と緊密に連携していく考えだ」と述べた。
王氏は、中国の原則的立場を改めて示すとともに、米国とイランの一時的な停戦の実現に向けた取り組みや、「イスラマバード会談」を主催したパキスタンの公正かつバランスの取れた仲介の役割に謝意を表した。
その上で王氏は、「現在の停戦は極めて不安定であり、中東情勢は重大な転換点にある」とし、「最優先課題は戦闘の再開を防ぎ、困難の末に実現した停戦の流れを維持するため、あらゆる努力を尽くすことだ」と強調した。さらに国際社会に対し、平和交渉の促進に向けた取り組みを一層強化するとともに、明確な立場を示すべきだと指摘した。
王氏は、中国とパキスタンが発表した中東地域の平和と安定に向けた5項目の提案に言及し、「これは平和と安定の実現を目指す国際社会の合意を反映したものであり、問題解決に向けた取り組みの方向性となり得る」と述べた。また、「中国はパキスタンがより大きな役割を果たすことを歓迎しており、同国を含む国際社会と連携して、中東の平和と安定の早期回復に建設的な役割を果たしていく考えだ」と付け加えた。
パキスタンは、イラン情勢を巡り、2週間の停戦と交渉の過程で仲介役を担った。中国もパキスタンと足並みをそろえ、5項目の提案を打ち出すなど緊密に連携しており、中東地域における影響力を強めているとみられる。














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