
ロシアの最新鋭ステルス戦闘機Su-57が複数の国に販売されたという主張が出て、注目を集めている。ロシアの国営防衛産業企業であるロステックは最近、報道資料で「複数の国とSu-57Eの輸出契約を締結した」とし、「顧客リストが着実に拡大している」と明らかにした。この発表はSu-57Eが展示される予定のマレーシアで開催される「DSA 2026」防衛展示会を前に行われた。
Su-57はアメリカのF-22ラプターに対抗するために開発されたロシア初の第5世代多目的ステルス戦闘機だ。このうちSu-57Eは輸出型バージョンで、専門家たちはアメリカのF-35や中国のJ-20ステルス戦闘機と競合すると見ている。

ロシア側はどの国にSu-57Eを販売したのか公式に明らかにしていないが、最初の引き渡し国としてアルジェリアが有力視されている。実際、2月にソーシャルメディアでアルジェリア空軍のSu-30戦闘機がSu-57型戦闘機と共に飛行する姿が公開された。報道によれば、アルジェリアはすでにロシアのSu-34ME、Su-35を含む複数の戦闘機導入契約を締結しており、最大14機のSu-57E導入交渉も進行中だという。
特にウクライナの軍事専門メディア、ミリタルニーはSu-57Eの潜在的な追加購入候補国として、インド、マレーシアとともにインドネシアを挙げた。インドネシアは韓国のKF-21共同開発国でもある。これについてミリタルニーは「インドネシアとマレーシアはSu-30系列戦闘機を運用している」とし、「この戦闘機はSu-57と一部の共通兵装を運用可能とされる」と説明した。
西側軍当局の関心を引いているSu-57は内部武装庫を活用して空対空・空対地ミサイルを搭載でき、これに北大西洋条約機構(NATO)は「フェロン(Felon)」というコード名を付与した。Su-57は全長20.1m、翼幅14.1mで最高速度はマッハ2.00に達する。これまでロシア国営メディアはしばしばSu-57の性能がアメリカのF-22やF-35といった第5世代ステルス戦闘機と同等かそれ以上だと主張してきた。
特にSu-57のロシア空軍における実戦配備は段階的に進んでおり、2020年12月に初の量産機の生産が開始された。現在までに20機以上が引き渡されたとみられている。報道によればSu-57はウクライナとの戦争でも長距離空対地および空対空ミサイル発射任務に断続的に投入されているが、実際の活躍はあまり目立っていなかった。これについて西側の情報機関では、Su-57が撃墜された場合に発生する可能性のある評価への悪影響、機密技術の漏洩などの懸念からロシア軍が使用を極めて制限的に運用したためだと解釈している。ただしロシアは最近数年の間に中国の珠海エアショー、インドのエアロ・インディアなどでSu-57を展示し、輸出型モデルを宣伝してきた。














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