
高市早苗首相は14日、「X」で、ペルシャ湾にとどまっていた日本関連船舶1隻が同日、ホルムズ海峡を無事に通過し、ペルシャ湾外へ退避したと明らかにした。船は現在、日本へ向けて航行しており、日本人乗組員4人が乗っているという。
メディアによると、この船は石油元売り大手ENEOSのタンカーとみられる。
4月29日には、出光興産のタンカーがイラン政府の許可を得てホルムズ海峡を通過していた。今回の通過は、日本政府が関与して海峡通過に至った2例目とみられる。
高市首相は、4月29日の日本関連船舶に続いて今回の通過が実現したことについて、「日本人保護の観点からも、改めて前向きな動きと受け止めている」と説明した。
また、「今回の船舶通過にあたっても、私がイランのマスード・ペゼシュキアン大統領に直接要請してきた」とし、茂木敏充外務大臣を中心に、現地大使館を含めて関係各所との調整を進めてきたと明らかにした。
高市首相は、事態発生から2か月以上が過ぎる中、ペルシャ湾内にいる日本関連船舶の船員が苦労しており、家族も大きな不安を抱えているとの認識を示した。そのうえで、緊張が続く中で任務にあたる船員や運航会社に謝意を示した。
現在、ペルシャ湾内に残っている日本関連船舶は39隻で、このうち1隻には日本人乗組員3人が乗っている。高市首相は、政府として今後も日本関連船舶を含むすべての船が一日も早くホルムズ海峡を通過できるよう、可能な限りの外交努力と調整を続ける考えを示した。













コメント0