メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「スナイパーの時代は終わった」のか…4km狙撃の“伝説の男”も補助役に回るドローン戦争の現実

望月博樹 アクセス  

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は13日、ドローンの登場によって軍のスナイパーが職を失うなど、ドローンの登場によって軍内の人員配置にも変化が生じていると分析しました。

世界新記録の狙撃を成し遂げたウクライナ特殊部隊のビャチェスラフ・コワルスキー氏(60)が、1年以上にわたって狙撃任務に就いていないことが、その代表例として挙げられた。

コワルスキー氏は2023年末、約4キロ離れたロシア軍の将校を命中させて世界新記録を樹立したものの、最近はドローン操縦士を支援する業務を担っている。

安価で、かつ爆発物の搭載が可能な小型ドローンは、ウクライナ侵攻の戦い方を大きく変え、一部の従来型の軍事的役割の重要性を低下させた。

砲撃の支援を要請する観測兵はもはや必要とされなくなり、戦車も空からの攻撃の主要な標的となったことで、戦車に搭乗する機会も減っている。

無人航空機は、スナイパーの二つの主要任務である偵察と標的の射殺に特に適しているという。

広い視野や優れた機動性、そして消耗品であるという特性により、任務が失敗しても人命の喪失ではなく、数千ドル(数十万円)規模の機体の損失にとどまるからだ。

ウクライナ保安局(SBU)の軍事防諜部門に所属するスナイパーのコワルスキー氏は「ドローンの方がはるかに効果的で、費用も少なくて済む」と述べたうえで、スナイパーの時代は終わったと吐露した。

ロシア軍はドローンの飛び交う戦場に適応するため、身を隠す技術を向上させるなか、コワルスキー氏も2024年の5回の出撃で一つの目標も命中させることができなかった。

コワルスキー氏は主に、ドローン操縦士の補佐を務め、操縦士が作戦地点に配置されるのを助けたり、ドローンに爆発物を取り付けたりするほか、時にはナビゲーションの支援も行い、問題が発生した場合には緊急対応チームの一員としても活動している。

ドローンの利点として、銃弾とは異なり建物の角を回り込めることもあるとWSJは伝えている。ドローンに搭載する爆発物が、銃弾よりもはるかに大きな被害を与えるのは言うまでもない。

スナイパーは通常、最低でも2人以上のチームで活動し、大口径の銃や監視用のドローン、カメラ、さらには小型の発電機を含む多くの装備を運ばなければならない。

ドローンの登場で、スナイパーにとっては身を隠す場所もほとんどなくなった。

コワルスキー氏は「ドローンの操縦士はバンカーの中に座って、ドローンを取り出すだけですぐに飛ばすことができる」と述べ、姿をさらされやすいスナイパーと対比した。

仮にスナイパーが隠れ場所を見つけても、体温によりドローンのサーマルカメラに簡単に捉えられてしまう可能性もある。

しかし、米国防総省の報道官は、陸軍は今なお多くのスナイパーの訓練を続けており、ドローンの普及に対応して訓練の課程も改編したと述べた。

「人間のスナイパーは、探知の痕跡を全く残さない資産だ」と、ボニー・L・ライト中佐は語った。

「コヨーテ」と呼ばれるウクライナのスナイパーの部隊の指揮官は「陣地を占領し維持するためには依然として兵力が必要で、スナイパーは歩兵の一部だ」と話した。

28人からなるスナイパー部隊を率いるコヨーテは、ドローンが曇天や霧の中での運用が難しいのに対し、スナイパーはあらゆる天候で作戦ができると指摘した。

スナイパーはドローン攻撃に対する防御手段としても活用されている。ウクライナは、ロシア軍の自爆型ドローン「シャヘド」を長距離から撃墜するため、スナイパーを投入している。

望月博樹
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「ハメネイ師に会いたい、いつかきっと」トランプ、イラン新最高指導者との直接会談を示唆
  • 情報機関を知らない男が仕切る、トランプの「忠誠心人事」が生んだDNI代行の衝撃
  • 欧州の安保の穴、「自分たちで埋めろ」米国がNATOに突きつけた最後通牒
  • 新工場・5か年計画・幾何級数的拡大…金正恩の止まらない核保有宣言
  • 総裁も審議委員も「利上げ必要」…6月日銀、1%へのカウントダウン
  • トランプが60か国に追加関税予告…日本は「合意超えず」赤澤経産相が米側に直接確認

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「EUとの協力は重大な脅威だ!」アルメニアを追い詰めるプーチンの焦り
  • レアアース脱中国へ加速、代替磁石と新型モーター競争本格化
  • グーグル、“蚊3,200万匹の放出”を推進…一体何事!?
  • イランが米軍拠点攻撃主張、ホルムズ海峡巡り緊張再燃

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「EUとの協力は重大な脅威だ!」アルメニアを追い詰めるプーチンの焦り
  • レアアース脱中国へ加速、代替磁石と新型モーター競争本格化
  • グーグル、“蚊3,200万匹の放出”を推進…一体何事!?
  • イランが米軍拠点攻撃主張、ホルムズ海峡巡り緊張再燃

おすすめニュース

  • 1
    「こんなタコは見たことがない」ガラパゴス深海1800mで発見…ゴルフボールサイズの“青い新種ミニタコ”

    トレンド 

  • 2
    「先に行くよ」の一言で彼女を山に置き去り…命の危険まで招く“登山破局男”の心理とは

    トレンド 

  • 3
    「頭頂部を高くすれば小顔で若く見える?」…頭皮を切開し穴まで開ける“頭の美容整形”に危険性の指摘も

    ヒント 

  • 4
    GMのAI革命「夜通し計算が1分に」…自動車開発の第3段階で業界の常識を覆す

    モビリティー 

  • 5
    宿泊客の「ドライヤー放置」に衝撃、ホテル火災寸前でSNS話題に

    トレンド 

話題

  • 1
    「月1万個の廃棄品を削減」日本自動車業界が不良品基準を大幅緩和、その背景とは

    モビリティー 

  • 2
    なぜ公衆トイレの便座はU字型なのか?

    トレンド 

  • 3
    「中国も真似しないデザイン」フェラーリ初EV論争にランボルギーニCEOが参戦

    モビリティー 

  • 4
    「ここは食堂ではない」空港の授乳室でカップ麺を食べる中国人観光客…SNS拡散で迷惑利用に波紋

    トレンド 

  • 5
    子どもへの初めての車選び、IIHSとコンシューマーレポートが推奨する安全モデルとは

    モビリティー