候補者は批判にも「宣伝を続けて」と反応している

米国の下院議員予備選候補が、「SNS」に過激なダンスや暴言を含む選挙運動動画を相次いで投稿し、現地メディアやネットユーザーから批判を浴びている。
ニューヨーク・ポストなどによると、ミシガン州第13選挙区の民主党下院議員予備選候補として出馬しているシェルビー・キャンベル氏(32)は最近、公式「TikTok」などの「SNS」アカウントに投稿した選挙キャンペーン動画で、数百万回の再生回数を記録した。
2児の母でシングルマザー、ロースクール(法科大学院)の学生でもあるキャンベル氏は、大麻の葉や性的な文言が書かれた旗を背景に、過激なダンスを披露したり、カメラに向かってスクワットのようなポーズを取ったりするなど、従来の政治家像とは大きく異なる動画を相次いで公開した。
特に、不適切な言動を批判するネットユーザーに対し、カメラの前で中指を立てるしぐさを見せたことも物議を醸した。キッチンのカウンターの上で踊りながら自身を「品格のある人間」と表現したり、暴言を交えたりする動画が拡散し、論争はさらに広がっている。
現在、キャンベル氏の公式選挙サイトには、過去に拘束された際に撮影された逮捕時の顔写真4枚も掲載されている。
動画を見た米国のネットユーザーや有権者からは、戸惑いや批判の声が上がっている。「X」(旧Twitter)のあるユーザーは「これが本当に2026年の下院議員候補の選挙戦略なのか」と指摘し、「政策はなく、刺激的な雰囲気だけが残っている。政治家の基準が地の底まで落ちた」と批判した。別のネットユーザーも「民主党が最善の候補を出したとは言えない」として、資質を疑問視した。
しかし、こうした批判にもかかわらず、キャンベル氏は自身の「SNS」で「ファン動画を作ってくれてありがとう。宣伝を続けてほしい」と投稿し、話題化を前向きに受け止めているような姿勢を見せた。
全米自動車労組(UAW)の組合員でもあるキャンベル氏は、今回の党内予備選で、2021年から同選挙区を地盤としてきた資産家出身の現職、シュリ・タネダー下院議員に挑んでいる。
キャンベル氏は自身のウェブサイトで、「私は完璧なふりをして笑顔を見せながら、裏で人を裏切るような職業政治家ではない」と主張した。そのうえで、「バーテンダー、接客係、看護助手などを経験してきた本物の労働者階級であり、拘束された過去を経て再び立ち上がった多くの普通の人々を代表する」と出馬の理由を説明している。
















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