習主席「プーチン大統領はウクライナ侵攻を後悔する可能性」

中国の習近平国家主席が14日、ドナルド・トランプ米大統領との首脳会談で、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領について「ウクライナ侵攻を結局後悔することになるかもしれない」との認識を示していたと、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が19日、関係筋の話として報じた。
関係筋によると、習主席はウクライナ問題を含む幅広い協議の中でこうした発言を行ったという。また、トランプ大統領は会談で米中ロ3カ国が国際刑事裁判所(ICC)に共同で対応すべきだと提案したとされる。
ICCは2023年3月、ウクライナの子どもをロシアへ強制移送したなどとして、戦争犯罪容疑でプーチン大統領に逮捕状を出している。
FTはこうした発言が、今年で中ロ友好条約締結25周年を迎える中、プーチン大統領が習主席との首脳会談出席のため19日に中国入りするタイミングで浮上したと伝えた。
プーチン大統領は2022年2月にウクライナ侵攻を開始した。習主席との「無制限パートナーシップ」宣言を発表した北京2022冬季オリンピック直前の首脳会談から約3週間後のことだった。
FTの報道について問われた中国外務省の郭嘉昆報道官は「完全な虚偽」と否定した。
郭報道官は記者会見で「中国側はすでに米中首脳会談に関する情報を公表している」とし「あなたが言及した内容は事実と一致せず、完全な捏造だ」と述べた。
トランプ政権は17日、北京での首脳会談に関する資料を公表したが、プーチン大統領やウクライナ戦争に関する協議内容には触れなかった。
FTはまた、トランプ大統領が会談で米国、中国、ロシアがICCに対抗するため協力すべきだと提案したとも報じた。
ホワイトハウスはICCに関するコメントを控えた。しかし、トランプ政権はこれまでもICCに強く反発してきた。
トランプ政権側はICCについて「政治化」や「権限乱用」、「米国の国家主権の軽視」、「違法な司法権行使」に関与していると批判している。一部当局者はICCを米国に対する「法的攻勢の道具」と位置付けたこともあった。













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