
ウクライナ軍が国境から1,700kmも離れたロシアのペルミ地域の化学工場を攻撃し、生産を中断させた。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は23日(現地時間)、SNSの「X(旧Twitter)」で、「ロシアのメタフラックス化学工場を攻撃し、生産を中断させた」と述べ、「今回の攻撃はロシア化学産業への重要な長期制裁だ」と説明した。
ウクライナの攻撃を受けた同工場は、ロシアの軍需企業数十社に製品を供給しており、特に航空機の部品やドローン(無人機)、ミサイルエンジン、爆発物の製造業者などが主要取引先として知られている。ゼレンスキー大統領は「ロシアの主要軍需産業施設の一つを攻撃したウクライナ保安庁(SBU)に感謝する。同工場は単なる民間化学施設ではなく、ロシア武器生産の上流供給網だ」と述べた。
公開された映像は工場の敷地から黒煙が立ち上る様子を捉えている。ただしウクライナ側は今回の攻撃に使用した武器については言及しなかった。
ウクライナは最近、ロシアの化学産業施設だけでなく、石油施設にも集中攻撃を加えている。22日、ゼレンスキー大統領はSNSで「ウクライナ軍が夜通しでロシアのヤロスラヴリ地域の製油所を攻撃した」と明らかにした。ヤロスラヴリはウクライナから約700km離れている。

ウクライナはロシア最大規模のキリシ製油所、ウクライナから1,500km以上離れたペルミ地方の製油所などを標的にした空襲を敢行してきた。特にトゥアプセ製油工場は数日間火災が続き、近隣地域に汚染物質が混じった黒い雨が降ることもあった。ウクライナ国防省はこの日「今月に入って、前日までロシアの石油施設11か所を攻撃した」と明らかにした。
ウクライナの執拗な石油施設攻撃はロシアの油田閉鎖を圧迫している。油田は製油所の稼働中断などで一度生産量を減らすと産出量の回復が難しく、完全に機能しなくなることもある。ゼレンスキー大統領は19日、SNSで「ロシアの石油企業が油田閉鎖に直面している。これはロシアにとって非常に大きな痛手になるだろう」と主張した。
国際社会の関心がイラン戦争に集中している状況でも、ロシアとウクライナは激しい戦闘を続けている。その中で、ウクライナがロシアの学生寮を攻撃したという主張も出ている。

22日、ロシア国営のタス通信によると、前日ウクライナはロシア占領地であるウクライナのルハーンシク地域のスタロビルスク大学の建物と学生寮を攻撃したという。この攻撃で現在まで確認された死者は少なくとも16人、負傷者も40人以上に達している。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は「学生寮の周辺に軍事施設はない。防空システムを狙った攻撃だという言い訳もできない」とし、「ドローン16機が同じ場所を3回攻撃した。これは偶然ではなかった」と指摘した。しかしウクライナ側は「ウクライナが民間施設を攻撃したという主張は捏造された情報だ」とし、「我々はスタロビルスク大学近くのドローン部隊『ルビコン』司令部の一つを攻撃した」と否定した。
















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