議会演説で抗議した野党議員が予備選敗退…トランプ氏「民主党、おめでとう」

ドナルド・トランプ米大統領は27日(現地時間)、自身を公然と批判してきた民主党所属のアル・グリーン下院議員(テキサス州)が落選したことを受け、嘲笑した。
トランプ大統領はこの日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「民主党に祝福を送りたい」と投稿し、「米国史上でも最も狂った下院議員の一人であるグリーン議員が、予備選で圧倒的な大差をつけられて議席を失った」と述べた。
さらに「だが次の一般教書演説で、あの男が叫び、杖を振り回して騒ぎ立る姿を見られなくなるのは少し残念だ」と皮肉たっぷりに語った。
グリーン議員は前日に行われたテキサス州第18選挙区の民主党下院議員予備選決選投票で、クリスチャン・メネフィー候補に大敗し、再選を逃した。この日の投票ではメネフィー候補が69.4%を獲得し、グリーン議員の得票率は30.6%にとどまった。
グリーン議員は昨年3月、トランプ大統領が米議会上下両院合同会議で演説した際、席から杖を持って立ち上がり、大声で抗議した。
同氏はマイク・ジョンソン下院議長の制止にも応じず抗議を続けたため退場処分となり、共和党が多数を占める下院は2日後、グリーン議員に「譴責」処分を科した。

グリーン議員は2月24日に行われたトランプ大統領の議会演説でも静観してはいなかった。
同氏は演説開始前、「黒人はサルではない」と書かれたプラカードを掲げて抗議し、退場処分となった。これは、トランプ大統領が過去にバラク・オバマ元大統領夫妻をサルのように描写した動画をSNSに投稿し、その後削除した件を批判したものとみられている。
グリーン議員はまた、2025年2月にトランプ大統領のガザ地区占領構想を批判し、弾劾案を準備すると公言していた。ただ、実際の提出には至らなかった。
第1次トランプ政権時にも複数回にわたり弾劾を主導したが、いずれも失敗に終わっている。













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