
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は27日(現地時間)、ロシアがウクライナ戦線での損失を補うため、大規模な兵力動員を準備しているとの見方を示した。
ゼレンスキー大統領は同日午後のビデオ演説で「ロシアの政治指導部が前線での損失を埋め合わせる方法を模索している兆候がある」と述べ「ロシア占領軍の規模は縮小している」と指摘した。
続けて「ロシアは動員命令を増やし、国民を軍事訓練に招集している。秘密動員をさらに大規模に進めるための措置も導入している」と説明した。そして「この情報は各国のパートナーと共有する。これは対ロシア圧力が依然として不十分であることを示す明確な証拠だ」と強調した。
ゼレンスキー大統領はまた「新たな長距離作戦を承認した」と明らかにし「ロシアが戦争の代償を自国の損失として実感する必要がある。ロシアが戦争を選び続けるなら、その石油産業はさらに縮小することになる」と警告した。
同日、ウクライナを訪問した米議会の議員団に対しても「ロシアは現在、非常に厳しい状況にある。動揺しており、大きな損失を被っている」と述べ「ロシア国内で大規模動員を始める可能性が高い」との認識を示した。
さらに「ウクライナには武器や支援、資金があり、孤立していないことを示さなければならない」と訴えた。
ゼレンスキー大統領はドナルド・トランプ米大統領と米議会両院に対し、米国製防空システム・パトリオットの追加供与を求める書簡を送ったことも明らかにした。ウクライナでは、ロシアの弾道ミサイル迎撃に必要なミサイルの備蓄不足が指摘されている。
ゼレンスキー大統領は「他国の首脳が米大統領と議会の双方に同時に書簡を送るのは異例だ」としつつ「現在の状況は行動を求めている。迅速かつ効果的な対応が必要だ」と強調した。
そして「ウクライナが弾道ミサイルの脅威に対する防御をより早く強化できれば、外交が機能する時期も早くなるだろう」と述べた。














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