ロシアのショイグ氏「キーウ退避勧告は冗談ではない」…「日本の再軍備は降伏文書違反」

ロシア安全保障会議書記のセルゲイ・ショイグ氏は28日(現地時間)、ロシアがウクライナの首都キーウに駐在する外国外交団や国際機関職員に退避を勧告したことについて、「ロシアの警告は冗談ではない」と強調した。
タス通信によると、ショイグ書記は同日、モスクワで開かれた第1回国際安全保障フォーラムの記者会見で、「われわれは今後取る行動について事前に警告している。各国大使にキーウを離れるよう求めたのは、完全に真剣かつ計画的なものだった」と述べた。
さらに、「われわれは(キーウへの)攻撃が持つ破壊力について警告し、実際にそれを示した。われわれは必要なあらゆる手段を保有している」としたうえで、「ロシアにはもはや手段が残されていないから、このような兵器を使用しているのだと考える人がいるなら、それは大きな誤解だ」と強調した。
そのうえで、「キーウに対する報復攻撃はいつでも実施できる」と述べ、「われわれが繰り返し言及してきた力による対応が必要だと判断した時には、若者たちの命を奪ったテロ行為に対して報復する」と警告した。また、「ウクライナに弾薬生産施設が建設されれば、直ちに攻撃する」とも語った。
ロシアは、自国の占領地域であるルハーンシク州スタロビリスクに対する22日のウクライナ軍のドローン攻撃を理由に、キーウなどウクライナ各地への大規模な長距離攻撃に着手した。
ロシア外務省は、「ロシア軍はキーウの軍需産業施設、とりわけ北大西洋条約機構(NATO・ナトー)の部品供給や情報提供、指導などの支援を受けて運用されているドローンの設計・製造・プログラミング・運用準備施設を標的に攻撃を行っている」と発表した。
そのうえで、「これらの施設がキーウ市内各地に分散していることを踏まえ、外交公館や国際機関の代表部職員を含む外国人は、可能な限り早くキーウを離れることを勧告する」とした。
しかし西側諸国は、自国の外交官や国際機関職員を退避させる代わりにウクライナへの残留を表明し、駐在ロシア大使を召致して抗議した。
欧州連合(EU)のカヤ・カッラス外交安全保障上級代表は28日、EU外相非公式会合後に、「ロシアは依然として平和に対する真剣な意思を示していない」と述べたうえで、「ロシアがキーウ駐在の外国外交官の生命を脅かしたことは、戦争犯罪を公然と宣言したに等しい」と主張した。
ショイグ書記は、日本の再軍備についても懸念を示した。同氏は、「ロシアは日本の軍事化の動きに懸念を表明する」としたうえで、「日本は段階的に軍事化を進めており、降伏文書に基づく義務から後退している」と主張した。













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