
ロシアは260億ドル(約4兆1,500億円)を投じて老化防止技術の開発に本格的に乗り出した。老化を遅らせる技術への強い関心を持つプーチン大統領の意向が、国家プロジェクトとして具体化した。
米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は28日(現地時間)、プーチン大統領主導の下で「健康寿命伸長技術」開発国家計画に260億ドルを投入していると報じた。
プーチン大統領は2024年2月にこの計画を発表し、老化防止技術で2030年までに17万5,000人の命を救えると展望した。
その後ロシア政府は4月、細胞の老化を遅らせる遺伝子治療薬を開発中だとし、「老化との戦いで最も有望な方法の一つ」と紹介した。
生体組織を3Dプリンターで作製する「バイオプリンティング」とミニブタの体内で人間用の臓器を育てる「異種移植(ゼノトランスプランテーション)」技術も研究課題に含まれた。
このプロジェクトの核心人物はプーチン大統領の長女マリヤ・ボロンツォワ氏とクルチャトフ研究所のミハイル・コワルチュク所長だ。
プーチン大統領は、実証段階にある技術にも積極的な関心を示してきた。氷点下110度前後の環境に入る「低温療法(クライオセラピー)」を外国の首脳に熱心に紹介した逸話は有名だ。
実際、プーチン大統領はクレムリン内に低温療法用の施設を設置していると伝えられている。
昨年9月の北京の軍事パレードでは、習近平国家主席と交わした「臓器移植による寿命延長」についての会話が生中継カメラに捉えられた。
当時プーチン大統領側の通訳者は「人間の臓器は次々と移植できるようになり、長生きするほど若返り、不死に至ることもある」と伝え、習主席は「今世紀中に人間が150歳まで生きるという予測もある」と応じた。













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