「3年以内に新たな戦争が起きる」恐ろしい警告…プーチン氏を阻止するためNATOが必死の備え

北大西洋条約機構(NATO)加盟国の間で、ロシアが2029年、あるいはそれ以前に欧州を攻撃できる軍事力を保有する可能性があるとの認識が共有されている。
ドイツの国際放送局ドイチェ・ヴェレは11日、クリスティアン・フロイディング独陸軍中将の発言を引用し、「NATO加盟32か国が共有する情報資料に基づき、ロシアが2029年までにNATOを攻撃できる能力を備えるとの分析が出ている」と伝えた。
フロイディング中将は最近、ベルリン国際航空宇宙ショー(ILA)で、「われわれは戦う準備を整えておかなければならない。2029年という時期はドイツ独自の予測ではない」と述べ、「これはNATOが調整した情報分析に基づくものであり、加盟32か国すべてが、ロシアが2029年までにNATOに侵攻する能力を持つ可能性があるとの認識で一致している」と強調した。

また、「ロシアはウクライナへの全面侵攻を続ける中で、ロシア軍の死傷者が130万人を超え、大規模な装備損失も被った。それにもかかわらず、NATO加盟国に対する脅威は増しているとみている」と説明した。
さらに、「ドイツは軍事的な即応態勢を強化するため、国防調達や関連産業の生産を加速している。しかし、政府が数年単位の長期装備計画だけに依存することはできない」とし、「重要なのはスピードだ。軍が短期間で防衛態勢へ移行できるよう、防衛態勢を日々改善しなければならない」と述べた。
プーチン氏を止めろ…大規模演習を続けるNATO
NATOは最近、ロシアの侵攻リスクが高いとされるバルト海地域を中心に、防衛作戦の指揮・遂行を想定した演習を継続している。
先月には、エストニアでNATO即応部隊(ARF)の任務を想定した演習が実施された。バルト地域で危機が発生した際に、部隊を迅速に展開し指揮する手順を訓練するもので、フランスやエストニアなどの多国籍部隊が参加した。
ドイツでも、軍団・師団級の指揮体系が大規模な増援部隊の受け入れや東部戦線防衛を想定した訓練を実施した。

また、先月19日から22日にかけては、英ロンドンの閉鎖されたチャリングクロス駅の地下施設で、英国主導によるNATO連合即応軍団(ARRC)の演習が行われた。
チャリングクロス駅には大型スクリーンや戦術地図が設置され、数百人の軍人や参謀が参加して、実戦さながらの訓練が進められた。現場では実際の戦場で使用する通信網やデータシステムも稼働した。
この訓練は単なる「仮想戦争ゲーム」ではなく、NATOがすでに策定しているバルト海地域およびエストニア防衛計画を、実際に軍団司令部が遂行できるか検証するリハーサルという性格を持つ点で注目を集めている。
NATO最高司令部は英フィナンシャル・タイムズに対し、「英国軍だけでなく、米国、フランス、イタリアの将校も参加した」とした上で、「これはわれわれがすでに保有している計画のリハーサルだ」と説明した。













コメント0