トランプ大統領、ネタニヤフ首相を激しく批判「判断力がない」

かつて親密な関係を築き、イラン戦争でも歩調を合わせてきたドナルド・トランプ米大統領とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の関係に亀裂が生じている。
トランプ大統領は14日(現地時間)、米ニュースサイトのアクシオスとの電話インタビューで、イスラエルによるベイルート空爆について「ビビ(ネタニヤフ首相の愛称)はなぜあんな攻撃を行う必要があったのか」と不満を示し「彼には全く判断力がない」と厳しく批判した。
同日朝、トランプ大統領は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で「今朝のベイルート攻撃は起こるべきではなかった。特にイランとの和平合意が目前に迫った特別な日であればなおさらだ」と投稿した。
その上で「イスラエルは脅威から自国を守る権利がある。しかし今回の攻撃は極めて限定的かつ意味の薄いものだった」と述べ、ヒズボラによる攻撃への報復としてベイルートを空爆したイスラエルの対応は過剰だったとの認識を示した。

これに先立ち、イスラエル軍は親イラン武装組織ヒズボラがイスラエル北部に向けて3発の飛翔体を発射したことについて、停戦合意への明白な違反だとして空爆を実施した。
特に、この空爆は米国とイランが和平に向けた了解覚書(MOU)へ署名するわずか1時間前に行われたため、トランプ大統領は強い不快感を示した。米メディアの間ではトランプ大統領がこの行動を米イラン間の和平合意を妨害する動きと受け止めたとの見方も出ている。

イスラエルの空爆後も終戦合意は成立
こうした事態にもかかわらず、米国とイランの終戦合意は締結された。
トランプ大統領はトゥルース・ソーシャルで「イランとの合意がついに成立した。皆に祝意を表したい」とし「ホルムズ海峡の通行料を伴わない全面開放を承認するとともに、米海軍による海上封鎖の即時解除も承認する」と明らかにした。
また、ニューヨーク・タイムズの取材では、中国の習近平国家主席とウラジーミル・プーチン露大統領が今回の合意成立に協力したと評価した。
一方で、ネタニヤフ首相への批判は続けた。
トランプ大統領はネタニヤフ首相について「本当に扱いの難しい人物だ」と述べた上で「率直に言って、我々がこの合意を実現したことに感謝すべきだ。もしイランが核兵器を保有していたなら、イスラエルは2時間も持ちこたえられなかっただろう」と語った。













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