
強硬保守派で台湾有事の際に日本の介入可能性を示唆した高市早苗首相の孫が中国留学中だという事実が明らかになり、日本国内で少なからずの波紋を呼んでいる。NEWSポストセブンは5日、高市首相の孫である山本漣さん(19)が今年2月から中国の大学に留学中だと単独で報道した。
高市首相には実子はいないが、夫の山本拓氏の前妻の子どもたちを特別に可愛がってきたことで知られている。漣さんは夫の長男である山本建さんの一人息子で、高市首相は2007年に漣さんが生まれた時、ブログを通じて「46歳で祖母になった」と愛情を示したこともある。
報道によると、高市首相は孫の中国留学計画について、家族の中で最も遅く知ったとされている。孫が既に大学入学を決め、出国準備を終えた後に息子の建さんから関連情報を聞いたとのことだ。建さんは普段から中国の経済成長と科学・工学分野の教育環境を高く評価しており、子どもの進路選択において実用的な判断を下したとみられる。

この波紋は高市首相の対中強硬路線と絡んでさらに注目を集めている。高市首相は昨年10月の就任直後、中国の台湾侵攻時に日本が介入する可能性を示唆し、中国政府の激しい反発を買った。その後、中国は自国民の日本旅行を事実上禁止し、レアアースの輸出を制限するなど、対日圧力を強めてきた。
このような状況で、首相一族の孫が敵対的で緊張関係にある中国に留学したという知らせが伝わると、国内の世論は「裏切られた」と衝撃を受けた雰囲気だ。特に欧米圏ではなく中国の大学を選んだ点が、日本の保守層にはより痛烈に響いたとみられる。
最近、日本では伝統的な留学先として人気の高かった米国の大学で学費が高騰していることに加え、円安の影響もあり、この5年間で米国へ留学する学生数が減少傾向を続けている。一方、中国の工学・人工知能(AI)分野の研究能力強化と相まって、中国への留学は増加傾向にある。政治家の家族にも公的な基準が厳しく適用される日本政界の特性上、高市首相の対中強硬姿勢に孫の中国留学が負担として作用する可能性がある。

















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