メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

事実婚で10年を共にした夫婦、離婚を決意したが財産分与を拒否された妻の悲劇…法的保護の限界

アイニュース24 アクセス  

10年間の事実婚関係を維持していた夫に財産分与を拒否された妻の話が紹介された。

先月23日、YTNラジオの「チョ·インソプ弁護士の相談所」では、再婚して10年後に離婚することになった妻A氏の話が紹介された。

A氏は若い頃に離婚し、美容業に勤め娘二人を育てていた。A氏はある日、飲み会で似たような状況の男性B氏に出会い、好意を持つようになり再婚した。しかし年齢など、現実的な問題を理由に婚姻届は提出しなかった。

A氏は工場を経営するB氏を支えるために美容の仕事を辞め、家事に専念した。夫の事業は成長したが、夫婦の関係は悪くなり、結局二人は10年後に離婚することになった。しかしB氏は、A氏が本人の事業に貢献していないと、財産分与を拒否した。

法務法人新世界の弁護士リュ・ヒョンジュは、ラジオで「事実婚とは、当事者の主観的な婚姻意思があり、社会的観念上、客観的にも認められる婚姻生活の実体がある場合に保護されるという認識である」と述べ、事実婚の夫婦も離婚の際に慰謝料や財産分与、年金受給などが可能であると説明した。

ただし、事実婚は法律婚(婚姻届提出)と異なり、一方の「意思表示」だけで離婚が可能である。リュ・ヒョンジュ弁護士は「まるで契約を解約するかのように相手が同意しなくても、本人が意思表示をする瞬間に解消(離婚)できることが、法律婚の離婚との違い」だと、A氏が反対してもB氏が望む場合、離婚手続きは進められると付け加えた。

事実婚における財産分与は、法律婚と同じ基準が適用される。リュ弁護士は「財産分与の規定は、夫婦の生活共同体という実質として認められるため、事実婚関係にも適用できるというのが最高裁の判例である」「ただし、事実婚は(財産分与基準である)婚姻開始時点があいまいな場合の争いが多いため、注意が必要である」と指摘した。

また、事実婚の財産分与は「2年以内に」請求しなければならない。リュ弁護士は「韓国の民法は財産分与請求権を『離婚した日から2年を経過した時には消滅する』と定めており、判例もそうである」とし、「事実婚解消の時点から2年以内に必ず財産分与請求書を裁判所に提出しなければならない」と付け加えた。

アイニュース24
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 「夢は病気でも止まらない」自転車でフランスから中国へ、1万8000キロの証明
  • 「来なかっただけで撃った」80代父が息子の顔を銃撃、米国で何が
  • 「休暇だと信じた先は収容施設だった」母に騙され虐待を受けた英国人少女
  • 「ドローン4000機がブロックに」ドバイで始まった現実版テトリス
  • 「6千円のジャケットも買わなかった」膝をついた妻を残し立ち去った夫、中国が激論
  • 「降格が原因か」名門FCハカのホームが灰に、放火疑惑で衝撃

こんな記事も読まれています

  • 「差はここまで広がった」テスラと内燃機関車の1年維持費を直比較
  • 規制が消えた隙間で復活論、米市場が再びワゴンを呼ぶ
  • 積雪路で事故が急増する理由、運転者が見落とす「たった一つ」
  • 運転は上手でも防げない、雪と氷が待つ“チェック飛ばし”の落とし穴
  • 「夢は病気でも止まらない」自転車でフランスから中国へ、1万8000キロの証明
  • 「来なかっただけで撃った」80代父が息子の顔を銃撃、米国で何が
  • 「休暇だと信じた先は収容施設だった」母に騙され虐待を受けた英国人少女
  • 「ドローン4000機がブロックに」ドバイで始まった現実版テトリス

こんな記事も読まれています

  • 「差はここまで広がった」テスラと内燃機関車の1年維持費を直比較
  • 規制が消えた隙間で復活論、米市場が再びワゴンを呼ぶ
  • 積雪路で事故が急増する理由、運転者が見落とす「たった一つ」
  • 運転は上手でも防げない、雪と氷が待つ“チェック飛ばし”の落とし穴
  • 「夢は病気でも止まらない」自転車でフランスから中国へ、1万8000キロの証明
  • 「来なかっただけで撃った」80代父が息子の顔を銃撃、米国で何が
  • 「休暇だと信じた先は収容施設だった」母に騙され虐待を受けた英国人少女
  • 「ドローン4000機がブロックに」ドバイで始まった現実版テトリス

おすすめニュース

  • 1
    「私に触らないで」鋭い質問の直後に起きた出来事、女性記者へ手を伸ばした政治家が波紋呼ぶ

    国際・政治 

  • 2
    自然に出るはずだった体内の医療用管が大腸を貫通、高齢男性が切除手術に

    健康 

  • 3
    「差はここまで広がった」テスラと内燃機関車の1年維持費を直比較

    フォトニュース 

  • 4
    会社の水を毎日持ち帰り、電気でバッテリー10個充電 社員の大量無断使用が波紋

    気になる 

  • 5
    「AIとの対話が妄想を加速か」母親殺害でOpenAIが提訴された理由

    気になる 

話題

  • 1
    規制が消えた隙間で復活論、米市場が再びワゴンを呼ぶ

    モビリティー 

  • 2
    総額260億ドル超、ベゾス元妻が示した別の富の使い方

    気になる 

  • 3
    積雪路で事故が急増する理由、運転者が見落とす「たった一つ」

    フォトニュース 

  • 4
    「もう学ぶ意味はあるのか」AI翻訳が広がる中国大学、外国語学科が消え始めた

    気になる 

  • 5
    運転は上手でも防げない、雪と氷が待つ“チェック飛ばし”の落とし穴

    フォトニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]