パイネットワークがX（旧Twitter）のフォロワー数400万人を突破し、新たな重要なマイルストーンを達成した。
バイナンスとコインベースへの上場可能性が浮上する中、暗号資産パイコインの価格が100ドル（約1万4,715円）に達する可能性が高まっているとの期待が広がっている。
5日（日本時間）午後8時45分時点で、パイコインの価格は1.96ドル（約288円）となり、前日比で13.13%の上昇を記録した。
この価格上昇は、プロジェクトのフォロワー数の増加と連動しており、パイコインの普及とコミュニティ参加の拡大を示す指標と見なされている。
パイネットワークの公式Xアカウントはネットワークのフォロワー数が400万人を超えたことを発表し、この成果を祝った。
また、パイコインは時価総額で11位に浮上し、ヘデラ（Hedera）を上回った。注目すべきはパイコインが主要な暗号資産取引所にまだ上場していないにもかかわらず、この成果を達成した点だ。
暗号資産アナリスト「The Times of PiNetwork」はパイコインがバイナンスやコインベースに上場すれば、価格が急騰する可能性があると指摘し、一部では100ドルに達するとの見方も出ている。
パイコインが主要取引所に上場されると、暗号資産市場に与える影響は大きいと予想されている。
取引量の増加
バイナンスやコインベースへの上場によって、より多くの投資家がパイコインを取引できるようになる。これにより取引量が増加し、価格上昇を促す可能性がある。
グローバルな知名度の向上
主要取引所への上場はパイコインの信頼性を高め、機関投資家の関心を引くことが期待される。
ユーザー基盤の拡大
これまでパイコインを取引できなかった投資家もアクセスできるようになり、ネットワークの拡大が加速する可能性がある。
取引所への上場以外でも、パイネットワークの強みは独自のエコシステム拡張にある。ネットワークは実用的なアプリケーションの開発に注力しており、これにより実際の使用事例を創出している。
暗号資産トレーダーのEniwealth ICT DON氏は、パイネットワークがオープンネットワーク段階に移行する過程でイノベーションが加速していると評価している。
特に、「Pailot Services」のようなプロジェクトの登場により、パイコインを実際の取引に使用できる環境が整いつつあるという。
一方、パイコインのマイニング速度が38.1%減少し、マイニング報酬が減少している。これは保有者がコインをより積極的に取引したり、使用したりするよう促す要因になる可能性がある。
パイネットワークコミュニティは、今月14日の「パイデー（Pi Day）」に発表される重要な告知を期待している。さらに、パイコインが米国の戦略的準備金（Strategic Reserve）リストに加わる可能性も取り沙汰され、市場の関心がさらに高まっている。
バイナンスは最近、「X」を通じてパイコインに関連する示唆的な投稿を続けている。「Binance Intern」アカウントは「この文を読んでいるなら、あなたは本物だ」というメッセージとともにパイコインのシンボルを添えて投稿した。
別の投稿では「あなたの好きなプロジェクトがデザートなら、何だろう？」という質問とともに、パイ（π）の絵文字を使用している。
この投稿が冗談かどうかは不明だが、コミュニティではこれをパイコイン上場の可能性を探る事前マーケティング戦略として解釈している。実際にバイナンスに上場されれば、パイコインの価格は急騰する可能性が高い。
コミュニティの成長、実用的な使用事例の拡大、主要取引所への上場の可能性などを踏まえると、パイネットワークは今後大きな変化を迎える可能性があるとの見方が一部の専門家から出ている。
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