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エベレスト23倍の高さ!昨年廃棄された損傷紙幣4億7,489万枚、韓国銀行が明らかにした驚異的な規模

川田翔平 アクセス  

引用:韓国銀行
引用:韓国銀行

昨年、エベレスト山の高さの23倍に相当する損傷紙幣4億7,489万枚が廃棄されたことが確認された。

3日、韓国銀行が発表した「2024年中の損傷紙幣廃棄規模」によると、昨年廃棄された損傷紙幣は前年(4億8,385万枚)に比べ1.8%(897万枚)減少し、4億7,489万枚となった。

廃棄された紙幣を1枚ずつ並べてつなげると、その総延長は5万5,906kmに達し、京釜高速道路(415km)を約67往復する距離に相当する。また、総高さは20万3,701mで、エベレスト山(8,849m)の23倍、ロッテワールドタワー(555m)の367倍に達する。

韓国銀行は金融機関などを通じて回収された紙幣のうち、損傷や汚損がひどく流通に適さないと判断されたものを廃棄している。昨年の紙幣廃棄量は、前年の4億2,732万枚(約4,104億円)から5,396万枚(12.6%)減少し、3億7,336万枚(約3,567億円)となった。種類別では1万ウォン札(1億9,704万枚・52.8%)、1,000ウォン札(1億3,380万枚・35.8%)、5万ウォン札(2,328万枚・6.2%)、5,000ウォン札(1,924万枚・5.2%)の順だった。

一方、硬貨の廃棄量は前年(5,653万枚・約8億3,759万円)に比べて4,500万枚(79.6%)増加し、1億153万枚(約12億5,148万円)となった。種類別では100ウォン硬貨(3,656万枚・36%)、10ウォン硬貨(3,562万枚・35.1%)、500ウォン硬貨(1,507万枚・14.8%)、50ウォン硬貨(1,429万枚・14.1%)の順に廃棄された。

損傷した紙幣が多く発生した原因としては火災や湿気の多い場所での不適切な保管が挙げられる。実際、工場火災で焼失した紙幣は8,410万ウォン(約892万円)分、湿気で腐敗した紙幣は106万7,000ウォン(約11万円)分が交換された事例もあった。

火災などで紙幣が損傷して使用できなくなった場合、残存面積が4分の3以上であれば額面金額の全額、5分の2以上〜4分の3未満であれば半額で交換可能。また、損傷した硬貨は額面金額で交換されるが、形状が判別できないものや真偽が不明なものは交換対象外となる。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

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