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「ガス管15kmを匍匐前進」ロシア特殊部隊の執念の奇襲作戦 補給路断たれたウクライナ軍は「壊滅的事態」の瀬戸際

梶原圭介 アクセス  

引用:テレグラム「ミリタリージャーナル」・X
引用:テレグラム「ミリタリージャーナル」・X

米国のウクライナ支援停止後、クルスク地域で攻勢を強めるロシア軍がガス管を利用して特殊部隊を送り込む奇襲作戦を展開し、ウクライナ軍を窮地に追い込んだ。

ロシア国防省は9日(現地時間)、自国軍がクルスク西部スジャ北方のマラヤ・ロクニャ、ルスコエ・ポレチノエ、コシチャの3村を奪還し、10日にはスジャ北西部の4村を追加で制圧したと発表した。プーチン大統領の側近であるドミトリー・メドベージェフ安全保障会議副議長は「煙る鍋の蓋は事実上閉じられた。攻勢は続く」と述べた。

AP通信は、親露派ウクライナ出身のブロガーであるユーリ・ポドリャク氏の情報として、ロシア特殊部隊がクルスク地域奪還のためにガス管内を15㎞歩行及び匍匐前進し、数日間潜伏後、スジャ付近でウクライナ軍を奇襲したと報じた。ウクライナ軍参謀本部も「9日の夕方、ロシアの攻撃部隊がスジャ郊外の拠点確保にガス管を利用」し、「ロケットと砲兵で応戦した」と確認している。

別の戦争ブロガー、トゥ・メイジャーズ氏はスジャ村での激戦を伝え、ロシア軍がガス管経由で村に侵入したと述べた。一部ロシアのテレグラム・チャンネルでは、防毒マスクを着用した特殊部隊員が大型ガス管内部と思われる場所を移動する様子が公開された。

開戦前に約5,000人が居住していたスジャ村はウクライナ経由でロシア産の天然ガスを欧州に送るパイプラインが通過する重要地域だ。ウクライナは今年から自国領内でのロシア産ガスの輸送を全面停止している。

米国は武器供与に加えて、ウクライナに対する情報共有支援もほぼ停止している。米国のトランプ大統領はこの日、フロリダ州パームビーチからワシントンDCへ向かう大統領専用機(エアフォースワン)内で記者団に対し、ウクライナへの情報提供再開の可能性を問われ「ほぼ全て再開した」とし、「我々はウクライナが何かを真剣に成し遂げられるよう、できる限りの支援をしたい」と答えた。

ロシアの奇襲作戦と米国の支援停止により、クルスク地域に残ったウクライナ軍の大半がロシア軍に包囲されたとされる。ウクライナのブロガーであるボフダン・ミロシニコフ氏は前夜「クルスク地域の状況は極めて深刻だ」と述べ、「補給路を早急に確保しなければ、壊滅的な事態に陥る恐れがある」と警告した。

梶原圭介
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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