メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

欧州で突発的大停電、原因は「誘導大気振動」?気候変動がインフラに深刻打撃!

平野大地 アクセス  

引用:shutterstock
引用:shutterstock

現地企業RENが「誘導大気振動」の可能性を提起

極端な温度変化がエネルギー供給システムを揺るがす

米国など他の地域でも発生の可能性

28日、スペインとポルトガルを襲った大規模停電の原因が気候変動による「誘導大気振動」である可能性が指摘された。

USAトゥデイなどによると、ポルトガルのエネルギー企業RENは「スペイン内陸部での極端な温度変動により、超高圧送電線(400kV)で異常振動が発生した」とし、「これは『誘導大気振動』として知られる現象だ」と発表したという。

誘導大気振動は異常気象による極端な温度変化で発生する大気の振動である。大気の振動により超高圧線内の導体が極めて不安定な状態となり、これが発電システム内の信号干渉を引き起こし、停電に至ったとされる。ペドロ・サンチェス・スペイン首相も停電の原因として「強力な振動」を指摘したが、原因の特定にはまだ早いと述べた。サンチェス首相は国民に「正確な結果が出るまで、あらゆる推測を控えてほしい」と呼びかけた。

28日(現地時間)、正午前後に発生した停電により、スペイン、ポルトガル、フランス南部の一部地域では信号機が機能せず、交通が麻痺した。スペイン・マドリードでは、一部の重要施設周辺に警察官が多数配置され、手信号で交通整理に当たった。地下鉄やエレベーターが突然停止し、人達が閉じ込められる事も発生した。スペインの空港を管理するAENAは、全国の空港が非常用電源で運営されており、一部の便に遅延が生じたと発表した。一部の通信ネットワークでは通話も不通となり、市民から不満の声が相次いだ。マドリード・オープンテニス大会も突然の停電により試合が中断された。スペインの石油大手モエベは、製油所の操業を一時停止したと発表した。

専門家らは、この「誘導大気振動」現象がスペインやポルトガルに限らず、世界中どこでも起こり得ると指摘している。

気象学者のダン・デポドウィンさんは「誘導大気振動は稀だが、急激な温度変化や極端な高温が長期間続く場合に発生する可能性がある」とし、「今回の事態は米国を含め、送電線がある場所ならどこにでも起こり得る」と述べた。ガーディアン紙はエネルギー専門家のタコ・エンゲラーさんの言葉を引用し、「業界では温度変動による電力システムへのリスクはよく知られている」としながらも、「しかし、今回のような規模で問題が発生する可能性は低い」と伝えた。

平野大地
hiranoD@kangnamtimes.ja

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • トランプ氏、プーチンに続き今度は習近平とも“軍事基地で会談”…異例の舞台選択に潜む思惑とは?
  • 「今日から男になる!」ドイツで“性別自己決定制度”施行→1年で2万2,000人以上が性別変更!
  • NASA警告「南極氷棚の60%が存続困難...」 最大10メートルの海面上昇で世界沿岸都市が浸水の危機!
  • 「トランプ氏を皮肉った代償か?」ノーベル賞作家ソインカ、米国ビザを突如取り消され、入国禁止に!
  • IMF「アメリカ財政は極めて危険」…2030年にギリシャ・イタリアを超える“債務大国”へ転落か
  • 「トヨタ、100億ドル投資」トランプ氏の発言に騒然、トヨタが即否定「そんな約束はしていない!」

こんな記事も読まれています

  • 【JMS2025】日産「サクラ」が太陽光で一年間最大3,000km!“自ら充電する”軽EVへ進化
  • 「BMW iX3旋風?」…6週間で3,000台突破!ノイエクラッセ時代の幕開け
  • 【衝撃】日産「フェアレディZ NISMO」中国投入へ…“日本の魂”が海を渡る
  • 「ATの寿命を縮める!?」…専門家が警告する“やってはいけない5つの習慣”
  • 「全然動かないんだけど!?」ドッグカフェで露わになったうちの犬の“省エネ魂”
  • 「鮮度保証だと!?」通行人に甘える子犬、その背後には待ち受ける“残酷な運命”に世界が激怒!
  • トランプ氏、プーチンに続き今度は習近平とも“軍事基地で会談”…異例の舞台選択に潜む思惑とは?
  • 「今日から男になる!」ドイツで“性別自己決定制度”施行→1年で2万2,000人以上が性別変更!

こんな記事も読まれています

  • 【JMS2025】日産「サクラ」が太陽光で一年間最大3,000km!“自ら充電する”軽EVへ進化
  • 「BMW iX3旋風?」…6週間で3,000台突破!ノイエクラッセ時代の幕開け
  • 【衝撃】日産「フェアレディZ NISMO」中国投入へ…“日本の魂”が海を渡る
  • 「ATの寿命を縮める!?」…専門家が警告する“やってはいけない5つの習慣”
  • 「全然動かないんだけど!?」ドッグカフェで露わになったうちの犬の“省エネ魂”
  • 「鮮度保証だと!?」通行人に甘える子犬、その背後には待ち受ける“残酷な運命”に世界が激怒!
  • トランプ氏、プーチンに続き今度は習近平とも“軍事基地で会談”…異例の舞台選択に潜む思惑とは?
  • 「今日から男になる!」ドイツで“性別自己決定制度”施行→1年で2万2,000人以上が性別変更!

おすすめニュース

  • 1
    死にかけた捨て犬を救ったのは、SNSがつないだ“古い友情”だった

    フォトニュース 

  • 2
    【野望炸裂】中国の6世代戦闘機「J-36」、排気ノズル&吸気口を大改修!ステルス性能と機動性を両立か

    フォトニュース 

  • 3
    【東アジア緊迫】「この戦闘機だけで韓国は3日で滅ぶ」と挑発した“この国”の挑発飛行

    フォトニュース 

  • 4
    【米露臨界】トランプが会談を中止した瞬間、“核を取り出して見せつけた”この国!

    フォトニュース 

  • 5
    「下品だ」と責められた花嫁…ウェディングドレス巡る非難の末に悲劇

    トレンド 

話題

  • 1
    「なぜ人はあくびをするのか?」眠いからじゃない!最新研究が暴いた“あくび”の意外な正体

    おもしろ 

  • 2
    「契約か信頼か」NewJeansとADORの専属契約訴訟…K-POPの未来を決める分岐点に

    HYBEアイドル 

  • 3
    「私が男だなんて!」外見は完全に女性、しかしお腹の中に“精巣”...32歳で“遺伝的男性”と判明

    トレンド 

  • 4
    【快挙】ルセラフィム『SPAGHETTI』、発売初日オリコン1位&81か国チャートイン!世界が夢中に

    K-POP 

  • 5
    【祝】“家族を持ちたい”夢が現実に…「キャプテン・アメリカ」クリス・エヴァンス、第1子誕生!

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]