
トランプ米大統領が早ければ今週中に重大発表をすると予告し、その内容に注目が集まっている。
6日(現地時間)、ニューヨーク・タイムズやニューヨーク・ポストなど米メディアによると、トランプ大統領が今週か中東訪問のため出国する12日までに「地球を揺るがすような非常に重大な発表」があると明かしたと報じた。
この日、トランプ大統領は訪米中であるカナダのマーク・カーニー首相とホワイトハウスで会談中、記者団に発表について言及し、「内容はまだ明かせないが、非常にポジティブなものになる」と述べた。
トランプ大統領は極めて重要な特定のテーマになると予告し、過去数年間で最も重要な発表の一つになると強調した。
発表時期については8日か9日、あるいは中東訪問のため出国する12日の可能性があるとし、出国前に行うことを示唆した。ただ、進行中の関税交渉に関連する内容である可能性は低いとみられる。
同日その後、トランプ大統領は「必ずしも貿易に関するものと考えないでほしい」と述べ、「アメリカと国民にとって良い知らせになる」としつつ、関税とは無関係であることを示唆した。
ニューヨーク・タイムズは、今回の報道とともに、トランプ大統領が初任期から「今後2週間以内」や「近々」と予告した後に先送りし、その後全くその話題について言及しないことが多かったことを指摘している。