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「145%関税は見せしめ?」米中「関税戦争」から電撃和解!145%→10%の劇的緩和、背景に共倒れの危機感

望月博樹 アクセス  

引用:ブルームバーグ
引用:ブルームバーグ

米中両国は互いに課していた145%の関税を大幅に引き下げることで和解した。また、90日間の猶予期間を設け、追加交渉を継続することとなった。

米中両国はスイス・ジュネーブで10日(現地時間)から2日間にわたり貿易交渉を行い、その結果を12日に共同声明として発表した。まず、米国は中国製品に課していた相互関税145%を10%に引き下げることを決定した。ただし、ドナルド・トランプ米大統領が麻薬性鎮痛剤フェンタニルの問題に関連して課した20%の関税は維持される。結果的に、米国は145%の関税を30%に引き下げることになる。

中国は米国製品に課していた関税125%を10%に引き下げることを決めた。中国は関税引き下げに加え、レアアースの輸出禁止など関税以外の報復措置も撤回することとなった。中国は先月、レアアース7種の事実上の輸出禁止を実施し、米国映画の上映制限やビッグテック大手グーグルに対する独占禁止法違反の調査も開始していた。

今回和解した関税引き下げ措置は90日間維持され、この期間中に米中両国は追加交渉を進める予定だ。両国は経済貿易関係を継続的に協議することで合意し、中国側の代表はホー・リーフォン副首相、米国側の代表はスコット・ベッセント財務長官と通商代表部(USTR)のジェイミソン・グリア代表が務めると発表された。今後の交渉は米国と中国で交互に、または第三国で行われ、実務レベルの協議も実施される可能性があるとしている。

ベッセント財務長官は当日のブリーフィングで「我々はより均衡の取れた貿易を望んでおり、双方がこれに尽力している」と述べ、「どちらもデカップリング(分断)を望んでいない」と明言した。中国商務部も同時に米国との共同声明を発表し、「継続的な協議を通じて双方が関心を持つ経済および貿易分野の問題を解決できると確信している」と伝えた。

フェンタニル問題についても追加合意の可能性が示唆された。米国は中国から流入するフェンタニル原料を問題視し、20%の関税を維持している。グリア米通商代表は「中国と米国の双方がフェンタニル問題の解決に建設的に協力することで和解し、この分野でも前向きな進展の可能性がある」と述べた。中国商務部は「両国は相互開放性と継続的な対話、協力、相互尊重の精神の下で関連事項を引き続き進展させることで和解した」と述べた。

なお、今回の交渉は両国が事実上貿易を全面的に停止している状況下で、両国の経済低迷への懸念が高まる中、早期合意に至ったとされている。

望月博樹
CP-2023-0364@fastviewkorea.com

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