米軍を支援したアフガニスタン人が追放の危機 「直ちに支援に乗り出す」とトランプ氏

ドナルド・トランプ米大統領は就任6か月を迎えた20日(現地時間)、自身の政権が国内外で多数の成果を上げたとSNS上で自賛した。
トランプ氏は「1年前の米国には希望がなかったが、貿易や同盟関係を再構築し、多くの紛争を終結に導いた」「6か月は短い時間だが、我々は多くの国を危機から救った」と述べた。
また、複数の世論調査で自身の支持率が90%、92%、93%、95%と歴代最高水準を記録したと強調し、「前回の大統領選でも過去最高の得票率を得た。国民は今も私を強く支持している」と胸を張った。
この他、アフガニスタン戦争時に米軍を支援したアフガン人について「彼らがタリバン政権下で追放や報復の危機にさらされている」「人道的観点から直ちに救援に乗り出す」と表明した。具体的な支援策は示さなかったものの、関係閣僚に速やかな対応を指示したという。
トランプ政権は既にタリバン再掌握後、米軍協力者の国外退去手続きを進めているが、詳細な手続きや救援プログラムは未公表だ。今後、司法省や国務省と連携しつつ、対象者の身元確認やビザ発給要件の緩和など実務面の詰めを急ぐとみられる。
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