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「すべての黒幕はオバマだ」…トランプがエプスタイン文書への批判をかわすために放った“爆弾発言”の波紋

梶原圭介 アクセス  

引用:Shutterstock
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ドナルド・トランプ大統領は、米富豪ジェフリー・エプスタイン事件に関連する資料の非公開をめぐり支持層の批判が強まる中、バラク・オバマ前大統領に対する捜査を促した。エプスタイン事件をめぐる政府対応への不満が広がる中、トランプ大統領はオバマ氏による大統領選介入の疑惑に言及し、事態の打開を図る構えを示した。

トランプ大統領は22日(現地時間)、ホワイトハウスで行われたフェルディナンド・マルコス・ジュニア・フィリピン大統領との首脳会談に先立ち、2016年の大統領選介入疑惑に触れ、「彼らが私に行ったことを踏まえれば、いま行動を起こすべき時だ。関係者を徹底的に追及すべき段階にある」と述べた。また、「オバマが直接関与している。集団ではなく本人だ。彼の指示は文書に残されている」と主張した。

トランプ大統領が提起した疑惑は、2016年の大統領選においてオバマ政権がトランプ氏の当選を阻止する目的で、ロシアによる選挙介入疑惑に関する情報を操作し、政治的に利用したとの主張に基づく。これに先立ち、国家情報局(DNI)のトゥルシ・ギャバード長官が、同疑惑を裏付ける証拠を発見し、司法省に告発していた。

トランプ大統領は同日、オバマ前大統領を繰り返し「バラク・フセイン・オバマ」と呼び、侮蔑的な言葉で「反逆行為を行った」「クーデターを企てた」などと非難した。前日には、オバマ氏がホワイトハウスで逮捕される場面を装った偽の動画がSNS上で拡散していた。

一方、トランプ大統領のこうした対応については、エプスタイン事件をめぐる不満や批判が高まる中で、関心をそらす意図があるとの見解が複数のメディアから出ている。

同日、トッド・ブランチ司法副長官が、エプスタインの共犯者とされるギスレーン・マクスウェルとの面談推進について質問を受けた際、トランプ大統領は「彼については何も知らない」と述べ、明言を避けたうえで、発言をオバマ前大統領に転じた。

さらにトランプ大統領は、エプスタイン事件に対する批判を念頭に「魔女狩りが続いている」と述べ、「メディアが本来行うべき魔女狩りは、オバマ前大統領の追及だ」と主張した。

米政治専門メディア『ポリティコ』は、今回の発言について「エプスタイン文書の公開をめぐる約束を果たしていない中、共和党内で対応が分裂する状況下で行われたものだ」と指摘した。同メディアは、これはエプスタイン問題から関心を逸らす試みに加え、本来ホワイトハウスから独立して運営されるべき法執行機関を、政敵への対抗手段として利用しようとする意図が強まっていることを示すものだと分析している。

梶原圭介
CP-2023-0188@fastviewkorea.com

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