
中国の軍事問題を扱う複数のメディアやオンライン分析チャンネルによると、最近中国内では「我々は今、韓国に欺かれている」という表現が生まれるほど、韓国の次世代戦闘機KF-21「ポラメ」に対する見方に変化が見受けられる。
これまで中国の官営メディアはKF-21を4.5世代戦闘機と規定し、「ステルス性能が限定的で、アメリカの技術を利用した組立型戦闘機」という評価を繰り返してきた。しかし、一部の中国の軍事解説コンテンツでは、こうした軽視が技術的現実を十分に反映していないという指摘が登場している。

これらのメディアはKF-21に採用されたAESAレーダー、電子戦装備、IRST(赤外線探知・追跡)などの主要センサーと航空電子機器の多くが韓国企業主導で開発された事実に言及し、従来の「完全な技術依存」という認識は実際とはやや乖離があると指摘している。ただし、エンジンなど一部の核心部品が海外技術に基づいている点は、依然として韓国が克服すべき課題として残っていると評価している。

また、中国語圏の軍事解説動画では、韓国が公式にKF-21を「4.5世代戦闘機」と分類しているにもかかわらず、今後の改良型(EXバージョン)を通じてステルス性能の強化、内部武装倉の搭載、無人機編隊運用能力などを確保する可能性に注目が集まっている。
これについて一部の中国の分析家は「現在の性能自体を5世代機と見なすことはできないが、今後のアップグレードロードマップを考慮すれば、戦略的意義が大きくなる可能性がある」と評価している。

















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