
『ニューヨーク・タイムズ』は、ドナルド・トランプ米大統領が今月1日にニューヨーク移民裁判所の判事8名を一斉解任したと報じた。
全米移民判事協会(NAIJ)の関係者はこの日、「政府がニューヨーク・マンハッタンの移民裁判所に所属する判事8名を解雇した」と述べ、「この裁判所には34名の移民判事が勤務しており、解任された8名の中には管理職である首席補助移民判事も含まれている」と明らかにした。
米国の移民裁判所は司法府ではなく米国司法省の傘下にあり、法務長官が移民判事を解雇できる。トランプ大統領は、2期目の政権を開始した1月20日以降、毎月移民判事を解雇してきた。
全米移民判事協会によると、トランプ大統領が就任した1月当時、働いていた約700名の移民判事のうち5分の1にあたる149名が解雇されたという。9月には、ニューヨーク移民裁判所で最も高い亡命許可率を記録していた韓国系のデイビッド・キム判事が解任されることもあった。『ニューヨーク・タイムズ』は「解任された者たちのほとんどは、移民に寛大だと評価されていた判事たちだ」と伝えた。













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