
トランプ米大統領は4日(現地時間)、記者団に対し、米政府関係者らが「ウクライナは先週のドローン攻撃でロシアのプーチン大統領の官邸を標的にしなかった」と判断したことを明らかにした。これは、トランプ氏が当初深い懸念を表明したとするクレムリン(ロシア大統領府)の主張に反論するものだ。
報道によると、ロシアのラブロフ外相は先週、ウクライナが北西部ノヴゴロドにあるプーチン大統領の官邸にドローン攻撃を仕掛けたが、ロシアの防衛システムによって撃退されたと主張した。ラブロフ氏はまた、戦争終結のための交渉が進行中である時期に、ウクライナが攻撃を行ったことを非難した。
この主張は、ウクライナのゼレンスキー大統領がトランプ氏と戦争終結を目指した米政府の20項目の計画について議論するため、フロリダを訪問した翌日に出された。ゼレンスキー氏はクレムリンの主張を否定している。
トランプ氏は、プーチン氏の官邸付近で何らかの事象が発生したとは述べたものの、米関係者らはロシア大統領の官邸が標的になった証拠を見つけることができなかったと語った。トランプ氏はフロリダの自宅で2週間を過ごした後、4日にワシントンへ戻り、記者団に「攻撃はなかったと思う」と述べた。さらに、確認した結果、そのような事態は起きていなかったと付け加えた。
しかしトランプ氏は、少なくとも当初はロシア側の主張を事実として受け入れるような姿勢を見せていた。先月29日には記者団に対し、プーチン氏が同日午前の電話会談でこの問題を提起し、非常に立腹していたと明かしていた。
その後、トランプ氏は31日、ロシアの主張を疑問視するような態度に転じた。自身のSNSにロシアの主張に疑義を呈する「ニューヨーク・ポスト」の社説へのリンクを投稿した。この社説は、トランプ氏が両陣営を終戦交渉に導こうとしている瞬間に、プーチン氏が嘘と憎しみ、そして死を選んだと批判するものだった。
トランプ氏はウクライナ戦争を迅速に終結させるという公約の実現に注力しており、自ら仲介を試みる中で、ゼレンスキー氏とプーチン氏の双方に対し、思い通りに進まない現状へのもどかしさを感じているとされる。














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