
2025年11月、高市早苗首相の「台湾有事への介入」示唆発言以降、日中対立が続く中、台湾内で高市首相の祖父に関する虚偽情報が広まっていることが分かった。26日、共同通信などによると、台湾の非営利団体「台湾ファクトチェックセンター」は「最近、日中戦争時の刀を持つ日本軍兵士の写真が高市首相の祖父だという主張が出た」とし、「だがこの写真は日本の中国侵略を象徴する画像に過ぎず、兵士の身元特定は不可能と判明した」と述べたという。
最近台湾のSNS上で、中国侵略の日本軍が刀を持ち中国人を跪かせる写真が拡散した。この写真と共に、写真の日本兵が日中戦争に参戦した高市首相の祖父「高市早雄」だという具体的情報まで示された。だがセンターの調査で、この写真は1938年出版の書籍『外国人の見た日本軍の暴行』に掲載されたもので、中華圏で日本の中国侵略を象徴する代表的な写真に過ぎず、写真の人物の身元は現在まで確認されていないという。

特に高市首相の祖父の実名は「Takaichi Masayuki」で、流布された情報の名前とも一致しないことが調査で判明した。高市早苗事務所も「祖父の名前が異なるだけでなく、過去に日本軍だった事実もない」と共同通信に伝えた。今回のフェイクニュースの拡散経路を追跡した結果、「高市首相の祖父は侵略日本軍だ」という主張は2025年10月、中国のSNSで初めて現れ、その後高市首相が「台湾有事」発言をしてから台湾のSNSに流入し広まったとセンターは分析している。
虚偽情報を拡散した21の主要アカウントのうち、13は中国で作成されたと推定され、一部の投稿は閲覧数7万回を超えるほどの影響力があった。ファクトチェックセンターの関係者は「日本への憎悪を煽り、台湾と日本の関係を悪化させようとしている」と述べた。
















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