
ロシアの外務次官は、新たな核軍縮条約を協議する根拠はないとの認識を示した。
ロシア国営「タス通信」によると、セルゲイ・リャブコフ外務次官は9日(現地時間)、会合で「残念ながら、従来の協定である新START(核軍縮条約)を米国政府が拒否した」と述べ、「米国と新たな軍縮交渉を開始する根拠はない」と語った。
さらに、「両国の間には核政策を改善しようとする合意が存在しない」と指摘した。そのうえで、「米国はフランスや英国の核兵器には手を付けず、ロシアの核兵器だけを制限しようとしている」と批判し、「新たな核軍縮条約を始めるのであれば、英国とフランスを含める必要がある」と主張した。
これに先立ち、6日にはマルコ・ルビオ米国務長官が、米国、ロシア、中国の3カ国が参加する新たな核軍縮交渉を行うべきだと提案していた。これについてリャブコフ次官は、「協議の議題が明確でなく、時間や場所を議論する準備はできていない」と述べ、提案に否定的な姿勢を示した。















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