
米国のドナルド・トランプ大統領が、F-15E戦闘機から緊急脱出した士官を敵地で救出した作戦について、その詳細を明らかにした。
トランプ大統領によると、米軍はこの士官が発した位置情報の信号を捉えていたが、それがイラン側の罠である可能性も警戒していたという。
トランプ大統領はこの日、士官の救出から約1時間後に行われた米メディアのアクシオスとのインタビューで、作戦の舞台裏を語った。
F-15E戦闘機は3日、イラン軍のミサイルによって撃墜され、搭乗していた米軍の操縦士と兵器システム担当の士官2人は緊急脱出を余儀なくされた。操縦士は直ちに救助されたものの、兵器システム担当士官の所在はしばらく確認できず、米軍とイラン軍が激しい捜索戦を展開したとされる。
トランプ大統領は前日、SNSの「トゥルース・ソーシャル」で、米軍が米国史上でも最も大胆な捜索救助作戦の1つを成し遂げたとして、この士官の救出を公表していた。
今回のインタビューでは、米軍がこの士官の位置に関する信号を把握していたと説明した。
ただ、当局者の間では、この士官がイラン側に拘束されている可能性も取り沙汰されていた。イラン側が米軍をおびき寄せるため、偽の信号を送っているのではないかとの懸念が出ていたためだ。
トランプ大統領は、救出作戦に特殊作戦部隊の兵士およそ200人が投入されたとも紹介した。
さらに、この士官は山中の岩の割れ目に身を潜めており、米軍は先端技術を活用して発見にこぎ着けたと説明している。
国防総省関係者もアクシオスに対し、当初は状況が明確ではなかったものの、その情報は信頼できると判断し、士官が生存していて捕虜になっていないことを確認したと述べた。
またトランプ大統領は、イラン軍が肩に担いで発射する携行式ミサイルでF-15E戦闘機を撃墜したと主張し、それには「運」も作用したとの見方を示した。
イラン軍については、数千人の野蛮人がこの士官を追っていたと表現した。加えて、一般市民までが行方を追っており、生け捕りにすれば懸賞金が支払われるとされていたとも語った。
そのうえで、搭乗員の捜索と救出の過程ではイスラエルが米軍を一部支援したとし、彼らは良きパートナーであり、優秀で勇敢な人々だと評価した。さらに、両国は兄弟のような関係にあるとも述べている。
これに先立ち、イスラエル当局者は、イラン軍が救出作戦の現場に接近するのを防ぐため、イスラエル空軍が1回の空爆を実施したと明らかにしていた。
トランプ大統領はまた、この士官が機体から脱出した後、無線で「神には力がある」との趣旨のメッセージを送ってきたとも紹介した。
この表現については、イスラム教徒が口にしそうな言葉に聞こえたとも話している。
一方で、この士官を知る人々は、本人が敬虔な信仰者であり、そのような言い回しをしても不自然ではないと説明していたと付け加えた。
ただ、国防総省関係者はアクシオスに対し、士官が実際に発した正確な言葉は「神は善である」だったと伝えている。
















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