
米国のドナルド・トランプ大統領が、イランとの終戦交渉が最終段階に入ったと明らかにし、今週末中に終戦に向けた了解覚書(MOU)が締結される可能性に言及した。最近のイランによるクウェート攻撃を受け、交渉の勢いが弱まるのではないかとの見方も出ていたが、トランプ大統領はこれを停戦違反とは位置付けず、「対抗措置」と評価し、交渉を続ける意思を示した。
トランプ大統領は3日(現地時間)、ホワイトハウスで記者団に対し、「交渉自体は非常に順調に進んでいると聞いている」と述べたうえで、「合意に至らない可能性もあるが、成立するなら週末中にも可能だ」と語った。
イランによるクウェート攻撃については、「すべてのことには理由がある」と述べ、「米国も先に大きな打撃を与えており、イラン側は対抗措置を取ったのだ」と説明した。最近の軍事衝突を停戦違反の理由と見るよりも、交渉過程で生じた一時的な緊張として受け止めようとする姿勢を示した形だ。
とりわけトランプ大統領は、終戦に向けたMOUの締結後、中東エネルギー市場の重要な変数であるホルムズ海峡が直ちに開放されるとの見通しを示した。ホルムズ海峡は世界の原油輸送量の相当部分が通過する戦略的要衝であり、開放が実現すれば国際原油価格の安定にも影響を及ぼすとみられる。
交渉の最大の争点の一つであるイランの高濃縮ウラン(HEU)処理問題については、「われわれが確保する」と強調した。米国はこれまで、イランの核兵器開発の可能性を遮断するため、ウラン濃縮プログラムの完全な管理を求めてきた。














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